魂の叫びを色彩に写し 五感を呼び覚ます自己解放アートセラピスト
Arte Pa あるてぱ 主宰
新盛 薫 (しんもり かおる)
Profile
東京都出身。画家歴 25 年。幼少期から絵を描くことが好きで、京友禅の職人だった祖父に油絵を習う。ミラノにあるブレラ国立美術学院卒業。芸術に対して枠を持たないイタリア人の考え方、人生を楽しむ偉大さに感銘を受け制作活動を開始。考古学博物館 Torre di Ligny シチリア・トラーパニ、Spazio Avvicenna ミラノ、福岡県博多市の岩田屋百貨店でグループ展を実施。帰国後、個展活動も開始。抽象画を主とした制作作品数は水彩 400 点以上、油彩 70 点以上。個展 9 回、グループ展 5 回。発表作品数は油彩 58 点、水彩86 点、水彩・アクリル 14 点と精力的に活動。Gallery OⅡ大森、Théâtres des SENS Gallery 広尾、RistoranteBiCE カレッタ汐留のオープンエキシビジョンなど個展実績多数。2022年 2 月、上野の森美術館「日本の美術」展へのオファーがあり新作を制作中。「魂の叫びを色彩に写せ!」という理念のもと、一つとして同じものはできないアートを通しての自己解放に力を注ぐ。自宅にてアートクラス「Arte Pa(あるてぱ)」を開設。参加者は 250 名を超える。保護者が同伴しなければ学校に行けなかった子どもたちがアートクラスに通い始め、1年後には登校できるようになった事例多数。落ちつきのなかった子がアートクラスに 6 年間継続して通い、身につけた集中力からロボット教室の大会で優勝。アートが自己肯定と豊かな心の歩みにつながると確信する。精神世界を大切にし、ユタのようなシャマニズムの民間信仰が根強い沖縄を郷里にもつ夫と、その血を引く娘に第六感的な性質がある。精神的な繋がりを大切にする家族と共に過ごしている。 昨今は、大人にもアートセラピーを体験できるような環境を作りたいと、大人のためのアートワークショップを開始。自分の中の子どもと出会おうというコンセプトのもと、インナーチャイルドを解放する「抽象アートセラピー講座」に力を注いでいる。介護や更年期でイライラしている女性、子育てが落ち着いてきた 40 代、50 代女性、自分を押し殺して生きてきた女性が参加し、「薫さんのトークがなんともいえない安堵感を与えます」「自信が持てる!意欲が湧く! 」「自己表現する楽しさを与えてもらえた」など、嬉しい声が届く。利き手ではない手を使って右脳を活性化する「右脳活性ワーク」、音・香り・文字のイメージを写し出す「五感アプローチワーク」のほか、音楽やヒプノセラピーとのコラボレーションも展開。自己解放アートの伝道師として活躍している。