「医療」と「社会」をつなぎ人生のリスクに対処する医療コンフリクトマネージャー
オフィス 風の道 代表
医学博士
永井弥生 (ながいやよい)
Profile
女性医師としては日本唯一の医療メディエーター協会シニアトレーナーとしても活動。 山形大学医学部卒業後、群馬大学病院に皮膚科医師として勤務。褥瘡治療を専門とし、皮膚科准教授となり診療にあたる。 医療事故を発覚させ、日本の医療改革に尽力。 2014年、群馬大学病院の医療安全管理部長として腹腔鏡下肝切除術における医療事故を発覚させ、70件を超える遺族対応などの激務をこなし、3年半にわたり院内の改革に取り組む。特定機能病院に対して、医療安全管理責任者の配置、医師の専従安全管理者をおくことが義務付けられるなど、日本の医療安全改革に尽力する。読売新聞の論点スペシャルや、報道記者の著書『大学病院の奈落』でもその軌跡が記されている。医療コンフリクト・マネジメントの第一人者として活動。 講演活動にも力を注ぎ、看護師、病院管理者、安全管理担当者からは、「他人事ではない」「怒りに対する考えが変わった」「紛争対応はスタッフ間の対応にも活かせる」など多くの共感を得る。コンフリクトに関するコラムはYahoo!ニュースにも掲載され、医療界大手ウェブサイトでも人気コラムを連載中。医療と社会をつなぐとともに「人生のリスク」への対応の必要性を感じ、2018年オフィス風の道を設立。「自分の人生に責任を持て」という理念のもと、自分軸を持った人生を送るための活動を指南している。 <受賞歴> ・日本皮膚科学会ポスター賞 ・日本褥瘡学会論文賞 ・群馬大学ベストティーチャー賞