『あえて数字からおりる働き方 個人がつながる時代の生存戦略』(尾原和啓著/SBクリエイティブ)vol.559
意味のある存在、です。
前回に続いて、
今回も変化の時代に
ゆるがない武器を手にいれる方法。
まずあなたが
誰かにとっての
何者かになることから
はじめようと言っています。
個人的にはタイトルに
ひかれて購入しましたが、
内容としては、
目の前のひとりへ
「ギブ」しよう、
という内容です。
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個人がつながる時代の生存戦略』
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https://amzn.to/2DFFTEU何より機能は、情報化社会の中では、
簡単にコピーできてしまうので、
たとえ先人を切っていても
あっという間に追いつかれ、
安売り競争になってしまいます。そんな中で大事なことは
「他の誰かではなく、
あなたに仕事を頼みたい」という、
誰かにとって意味がある存在
になることです。つまり、これからの時代における
“働き方”で大事なのは、
“あなたは誰にとって
意味のある存在ですか?”
という問いであり、その答えを
持てる存在になるということです。グーグルでは、
「人を疑うことこそ無駄なコストだ」
と考えられています。信頼しあえる関係では、
何をしても低コストです。
ビジネスシーンでノールックパス
の速さに慣れてくると、自分の周りで
どんどん化学反応が増え、
相乗効果が増し、気がつくと
大勢の人を巻き込んでいきます。そもそも与える行為=ギブには、
2種類あります。
1つは、自分の内側にある力で、
人にありがたいと思われること。
2つ目は、相手の視点に立って、
自分の外側にあるモノに自分の思いを
乗せてギブすることです。では、混乱の時代において
有効な「資源」とはなんでしょうか?
それは他の人にはない「着想」です。
つまり、ピンチな状況をチャンスに
変えてしまうくらい、
豊かな視点を持つことです。このように、自分にとっての当たり前は、
居場所を変えれば誰かの
「ありがとう」につながるのです。僕の情報収集は、朝の1時間で行ないます。
1 ニュースサイトやツイッターから、
あらゆるニュース記事をチェックします。
2 面白い記事があったら、
記事のURLをコピーして、
メールにペーストします。
3 そのニュースを読んで欲しい人に、
「あなたはこういう視点で
このニュースを読むと面白いと思う」
と一言添えて、送信します。変化の時代において大切なのは、
新しい気づき、つまり
新しい視点を得ることです。
なぜなら、変化の時代は昨日までの
成功方程式が使えなくなり、
新しく見いだす必要があるからです。つまり、信用の正体は“リスクが低い”
ことだと思います。一方で信頼とは、
「この人じゃなきゃできない」とか、
「この人と一緒にやったほうが楽しい」
という“プレミアム的な価値を
生み出すもの”だと思います。一方で、信頼はあくまで
1対1で生まれるものです。自分の何をアピールするか、
というよりも、相手のことを知って、
そこに何を提供するか、なのです。僕はこれまでに何とか、
「好きを見つけるには、人から
『ありがとう』と言われることを
見つけよう」と書いています。「好き」が高じてくると、
“相手には見えない視点”でものを
見られるようになります。自分の仕事を自ら設計し、
仕事に対する意識や気持ちを
変えていくことを「ジョブクラフティング」
といいます。それには、次の
3つの方法があるとされています。1 社会的交流の質や量(範囲)を見直す
2 仕事の意義を拡げる(目的を大きな範囲から見直す)
3 仕事の内容に手を加えてみる(課題を変える)少し実践的な例ですが、
経営者と会うときは、その会社の歴史や、
その人がどんな選択をする傾向が
あるかを見ます。しかし、それ以上に
僕が見るようにしているのは、
“何を捨てたか、何をしなかったか”です。参照:
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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あなたのプレミアムな価値は?
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意味の時代、
価値の時代に
すっかり突入しているのですね。
あなたは誰にとっての
何者なのでしょうか?