『すごい準備 誰でもできるけど、誰もやっていない成功のコツ!』(栗原 甚著/アスコム)vol.504
本日の一冊は、『すごい準備 誰でもできるけど、誰もやっていない成功のコツ!』(栗原 甚著/アスコム)です。
口説きの戦略図です。
あまりにもさらっと
読めてしまいました。
日本テレビのプロデューサー、
栗原甚氏の本です。
一気に本の世界に
引きこまれましたね。
事例はどうしても
テレビ業界のことになりますが、
交渉術のよいお手本となります。
タイトルは
『すごい準備』ですが、
内容としては、
口説きのテクニックですね。
口説きの戦略地図の作り方、
鬼のように
事前に調べつくす姿勢。
プロデューサーという仕事は、
キャスティングをする
という人事権をもっています。
番組の成否は、
どんな人を出演させるか?
交渉がうまくできるか?
が成功のカギを握ります。
2回もきっぱり断られているのに、
『¥マネーの虎』の司会者に
吉田栄作さんをすえるときの
熱い交渉術は勉強になりました!
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『すごい準備 誰でもできるけど、
誰もやっていない成功のコツ!』(栗原 甚著/アスコム)
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https://amzn.to/2wpU7Tm1.交渉の「問題点」(=悩みのタネ)
2.交渉の「順番」(=人と優先順位)交渉は「まず、なにから話せば良いのか?」
「どういう順番で、話を
進めれば良いのか?」ということが、
実は、非常に重要です。
また交渉を進めるときに、
「どの人から交渉をはじめれば
良いのか?」も、とても重要です。『天才バカボン』の実写化が
実現しなかった理由、つまり
原作者がOKを出さなかった理由は、
『天才バカボン』の世界観を
再現するのが難しいから、だと確信した。人は、ある一定以上の仕事を抱えると、
脳が勝手に「問題点が多いので
解決できない」と誤解して、
不安を倍増させる傾向があります。
しかし、脳が「キャパシティ・オーバー」
を起こしているだけです。交渉も、まったく同じです。
ノートに書き出すと、
問題点は意外に少ないものです。どんな『BGM』を流すかによって、
作品の印象はガラッと変わってしまう。
作品の完成度を左右するのは
『音楽』と言っても、言い過ぎではない。このとき重要なのは、
「どういう条件であれば、OKしてくれるか?」
ということを念頭に置いて、
【情報】を読み解いていくことです。とくに注目してほしいのは、
その人の過去です。過去の具体的な
エピソードには、人柄や性格が
にじみ出るものです。そのエピソードから、
どんな人物なのかをイメージ
することができます。もし「前例がないので」と言われたら、
「そうですか!では今回はじめて、
その前例を作りましょう!」
と言えばいいのです。交渉相手から「自分」に興味を
持ってもらえたら、それは成功のサイン。【ナンパができる=口説きができる
=きちんと交渉ができる】という
方程式が隠れていたのである。
先輩は言った。
「ナンパは、テレビの撮影許可を
もらってくることと、まったく同じだ」木を切り倒すのに6時間もらえるなら、
私は、最初の4時間を斧を研ぐことに費やす。
ーエイブラハム・リンカーン(政治家)参照:
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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調べつくしているか?
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準備って本当に大事!
と思わされました。
戦国時代でいえば、
人たらしと言われた
「豊臣秀吉」みたいな人だと思いました。
楽しく読ませていただきました。