『わかりやすく〈伝える〉技術』池上彰著 vol.43
こんにちは、
本日の一冊は、
『わかりやすく〈伝える〉技術』池上彰著です。
「プレゼン」はジェットコースターです。
もっと正確に言うと、
知らない人と隣り合わせになった
ジェットコースターみたいなものです。
隣に座っちゃった人は知らないけれど、
どうせなら一緒にその「スリル」と「楽しさ」を味わいたい!
というような感覚です。
私はよく、
「プレゼンのときにどんなことに気をつけたらいいですか?」
とか、
「プレゼンに役立つよい本を教えてください」
と、尋ねられます。
おそらく、みなさん流暢に!完璧に!冷静に!
こなそうとしているのではないかなと思ってしまいます。
はっきりいって、
ジェットコースター、
冷静だと全然楽しめません(汗)
自分の感情が「快」に動かないのに、
相手の感情が動くことはないと思います。
———————————————————–
『わかりやすく〈伝える〉技術』(池上彰/講談社)<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062880032/withup-22/ref=nosim
私は、わかりやすい説明とは、相手に「地図」を渡すような
ものだと考えています。説明のための「地図」。
それを放送業界では「リード」と呼んでいます。1、話すべき内容をまず箇条書きにしてみましょう。
2、その箇条書きにもとづいてリードを作りましょう。
3、今度は箇条書きの内容がそのリード通りになっているか検討しましょう。
4、リードにふさわしくないところが出てきたら、
順番を変えたり削除したり付け加えたりしましょう。長くてわかりにくい文というのは、実は単に
論理的でなかっただけ、ということが多いのです。それは、私たちがいつも見る世界地図では、
日本が左、アメリカが右になっているからです。
(略)図解するときも、この「無意識の認識」
を尊重しなければならないのです。本当によく理解している人は、こんなふうにざっくりと
ひと言で説明できるのだなと思いました。
それは、大胆に省略できるからです。何を話すかではなくて、何を割愛するか、
ということも大事なこと。わかりやすい説明というのは、複雑な物事の本質を、
どれだけ単純化できるかということでもあるのです。接続詞を使わないようにすることで、
論理的な文章が書けるようになるのです。エッセイを読んでいて、
「話は変わるが」と書いてあると、がっくりします。もう一つの使われ方は、たとえば、
「反対者は三四%です。言い換えれば三人に一人です」
という表現です。原稿を建造物にたとえるなら、キーワードは、
いわば建造物の柱にあたります。目で見てわかるということと、耳で聞いてわかるというのは、
まったく別の話です。参照:
『わかりやすく〈伝える〉技術』(池上彰/講談社)<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062880032/withup-22/ref=nosim
———————————————————–
というわけで、
●「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
安全バー装着後は、運命共同体。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ジェットコースターとは別に、
何人かでチームを組んでプロジェクトを行うとき、
しばしばある「5つの単語」を思い出します。
「先鋒」「次鋒」「中堅」「副将」「大将」
という5つのポジションです^^
剣道の団体戦で使われますよね。
私は最近、あちこちでプレゼンをすることが多く、
剣道の団体戦になぞらえていえば、
きっと先鋒なのだなと考えたりしていました。
で、剣道に詳しいわけではないので
少し調べてみました。
<先鋒の役割>
・ムードメーカー
・そのチームの「顔」
・チームに勢いをつける役目
・たとえ負けても相手に苦戦をしいる戦いを!
・流れを自分のチームに引っ張る
わりと、大役なんですね(汗)
それぞれの役目を理解して戦う団体戦。
まさに「ポジショニング」と「和」ですね。
そして何より己の役割に徹する。
「城」というキーワードの次に、
いまは鼓動が高鳴るキーワードです^^
剣道の試合を間近で見てみたくなりました。