近くに存在する「神の視点」!
目が覚める瞬間、でした。
先日、母から連絡がありました。
元気にしているのかと電話で尋ねられたので、
近況報告すること数分。
ひと通り、私が説明し終わったあと
ぽつり、と母が言いました。
「ところで 『ブランディング』って、なぁに?」
(えっ!?)
(ええ~~!?)
なんというか、本当に新鮮な驚きでした!
そもそも、
なぜブランディングが必要か?
なぜメッセージ作りが重要か?
なぜ記憶に残らなければならないのか?
ということを、
前提としておさえている方が私のお客さんです。
だから、普段、そこのそもそも論に触れていないわけです。
ですが!
いつもの通り、前提に深く触れずに話を進めていくと
母のように、最後、
どっかーんと話をひっくり返されるような衝撃が起こる。
電話口の向こうで、
母が、高速まばたきをしながら
聞いていたであろう姿が目に浮かびました(汗)
しかし、私はこれこそ「神の視点」ではないかと
気づいたわけです。
当たり前のように前提としておさえていること、
それは多くの場合、狭い世界での話。
共通言語でもなんでもない。
「優秀な人は質問力が違う」ということは
常々感じていることではありましたが、
まさに、これに匹敵する鮮やかさがありました^^
深いところに斬り込むためには、
前提を串刺しにするくらいの勢いがなくてはいけません。
そういった意味で、私は見事に
母に串刺しにされたような気がしました(笑)
というわけで、
●「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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「前提」を串刺しにされると、目が覚める。
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で、芝蘭さんはどうやってそれを説明したの?
と言われそうですね(笑)
例えば、「戦略」と言う言葉にしても
どこを視点に定義を置くか、どこにウエイトを置くかによって
説明が60種類くらいあると言われているくらいです。
ですから、
独自の定義を持てばいいと思います。
私の場合は、
相手の記憶にこびりつく存在かどうか
が大事だと思っています。
やっぱり、「記録よりも記憶」だと思います^^
それにしても、母と電話していてわかったこと。
それは、私がどんな仕事をしているのか
母にはおそらくまったくわかっていないのだろう
ということがわかりました(汗)
次回、実家に帰ったとき、母に腹落ちしてもらえるように
説明力に磨きをかけたいと思います!