『アタマがみるみるシャープになる!脳の強化書』(加藤俊徳著/あさ出版)vol.275
こんにちは、
本日の一冊は
『アタマがみるみるシャープになる!脳の強化書』(加藤俊徳著/あさ出版)です。
6秒、です。
嫉妬すると、
「脳の酸素効率が悪くなる」
のだそうです。
脳に酸素がいかなくなるなんて、
考えるだけで恐ろしい!
私は20代の頃から脳にも興味があって
よく本を読んでいました。
あの頃と比べると、
ずいぶんいまどきの本は
読みやすいですね。
新しい発見だったのは、
「記憶力」を高めるためには、
「思考力」を鍛えるべし!
という意見です。
改めて脳には本当に
「よい経験」を
させなければならないのだ、
と思いました。
脳にジャンクフードばかり与えていると、
取り返しがつかないことになりそうです。
————————————————————————
『アタマがみるみるシャープになる!脳の強化書』(加藤俊徳著/あさ出版)
<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860633520/withup-22/ref=nosim
私はこれまで、「脳の成人式」は30歳だと主張してきました。
まず、脳を鍛えるには、できるだけ多くの「経験」を
積まなければいけません。
では、記憶力の低下を感じた場合、どんな対処法があるでしょうか。
有効なのは、記憶力ではなく、「思考力」を高めることです。
思考力が高まると、記憶力を低下させていた海馬の働きも回復し、
元の状態に戻っていきます。
人それぞれに個性があるように、脳にも個性があります。
つまり、脳を鍛える方法は人によって違うということ。
また、120の脳番地は、大半が「大脳」に属しています。
脳は「好き・嫌い」という嗜好に大きく影響されます。
思考系脳番地の中には、意思決定を行う番地(10番)がありますが、
脳のMRI画像を見ると、意思の強い人ほどこの番地の
「枝ぶり」が太くなっていることがわかります。
期限が設定されると、それまで右脳の中を旋回していた思考に、
アウトプットを担う左脳が加担します。
感情系脳番地の最大の特徴は、一生涯にわたって育ち続け、
しかも老化が遅いこと。
自分にないものを持っている人は、
自分とは異なる脳番地の使い方をしている人です。
知的な体験も必要ですが、その一方で感情を揺さぶられるような
体験をしなければ、人間の能力は伸びません。
この実験から、人間の脳は、
最大でも6秒しか待てないことがわかったのです。
では後者、つまり図形や空間を理解する力はどうすれば
鍛えられるのでしょうか。おすすめしたいのは、
部屋の整理整頓と模様替えです。
人間の脳は、「時間の枠」を設けたほうが働きやすくなります。
さらに、文字と絵では、「空間」のとらえ方が異なります。
単に「見る」から「見たい」に変わるだけで、
脳の働きはまったく異なります。
実際、人は何かを暗記するときよりも、
新しい言葉を考え出すときのほうが記憶系脳番地を使っているのです。
参照:
『アタマがみるみるシャープになる!脳の強化書』(加藤俊徳著/あさ出版)
<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860633520/withup-22/ref=nosim
————————————————————————
というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○ 脳の枝ぶりこそ、あなたの個性だ。
├○
└───────────────────────────────────┘
引用で書くと長くなりそうだったので、
こちらでその脳番地8つをお伝えします。
1.思考系脳番地……人が何かを考えるときに深く関係する脳番地
2.感情系脳番地……喜怒哀楽などの感情を表現するのに関与する番地
3.伝達系脳番地……コミュニケーションを通じて意思疎通を行う番地
4.理解系脳番地……与えられた情報を理解し、将来に役立てる脳番地
5.運動系脳番地……体を動かすこと全般に関係する脳番地
6.聴覚系脳番地……耳で聞いたことを脳に集積させる脳番地
7.視覚系脳番地……目で見たことを脳に集積させる脳番地
8.記憶系脳番地……情報を蓄積させ、その情報を使いこなす脳番地
だそうですよ!
どれもこれも気になりますが、
「脳に集積させる」と書かれてある
6.7にやはり心奪われます。
ただ、脳では5番でしょ!
「日頃の運動不足なんとかしなさいよ」
というアラートが鳴っている気がします。