『ユニクロ監査役が書いた 強い会社をつくる会計の教科書』 (安本 隆晴 著/ダイヤモンド社)vol.165
本日の一冊は
『ユニクロ監査役が書いた 強い会社をつくる会計の教科書』
(安本 隆晴 著/ダイヤモンド社)です。
タコメーター、です。
今日はいきなり本題です!
会計思考、
だれだって大事だとわかっています。
でも、なかなかじっくり
学んでくる機会がなかったという
経営者の方もおられるのが事実。
ユニクロの急成長を支えた会計の
土台づくりが書かれてあります。
独自の指標をもっていないと
話にならないわけです。
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『ユニクロ監査役が書いた 強い会社をつくる会計の教科書』
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経営とは意思決定の連鎖のプロセスのことです。
経営のプロセスを数字化し、それを毎日観察すれば変化が見えてきます。
大事なのは、目標値から逆算して
今何をしていなければいけないか、ということです。
そのときに指示したポイントは、商品の絞り込み、分かりやすい
プライスラインの設定、仕入れルートの短縮化、自社企画商品、
完全買い取りの実施、商圏と出店場所を決める、接客業務の短縮化、
販売オペレーションの標準化、チラシと広告宣伝効果、
売上と経費の標準化でした。
ドラッグストアでは、粗利率は25%前後で販管費率は22%前後、
結果として営業利益率は3%程度です。
大事なことは、損益構造やキャッシュフロー構造をどのように
変えれば利益が出るか、当社にしかできない付加価値をどのように
付けられるか、を考えることなのです。
とくに戦略的な投資や人材投資をケチってはいけません。
それは、今すぐではない次の成長を支えるべき投資だからです。
年収640万円の人にはざっと1200万円の経費がかかっています。
これをベースにして、90分かかった出席者8名の定例役員会
の会議の価値を算出すると、120万円になります。
当時、決算期末の半年前から役員を集めて議論していたとき、
前田さんが財務・経理部門の役員に、「このままの状態が
続くと東レが潰れるのはいつか」と聞くと、
「2年9ヵ月後です」と答えが返ってきたそうです。
売り場面積と売上高の大小との関連を見るのが、「坪効率」という
指標で、「売場1坪当たりの年間売上高」のことを指します。
過去の数字の変化をとらえ、将来を完全に予測するのは難しい
ものの、データを蓄積することによってより制度の高い
予測が可能になっていきます。
逆境こそチャンスの宝庫なのです。
参照:
『ユニクロ監査役が書いた 強い会社をつくる会計の教科書』
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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├○ エンジンオイル、もれていませんか?
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先日、お客さんに
とても嬉しいことを言われました。
「芝蘭さんは、具体的に動けるヒントをくれる!!」
と。
いや~、うれしいので
何回も言って!と言いたかったです。
「批評するだけのコンサルタントとは違います」
と。
批評なんて頭を使わずにできること
ですからね~
そんなことではいけないわけです!
ということで、
引き続きがんばります。