『ニッポンの風景をつくりなおせ』(梅原真著/羽鳥書店) vol.146
本日の一冊は
『ニッポンの風景をつくりなおせ』(梅原真著/羽鳥書店)です。
足元の宝、です。
NHKプロフェッショナル「仕事の流儀」は、
大好きな番組です。
正直言って、本当に泣けます。
よく泣いています。
最近も軽く号泣してしまったひとりに、
デザイナー梅原真さん
がいます。
よくスーパーで目にしている
あのポン酢のデザインもそうだったのです!!
(※お時間ある方はこちらに写真おいています)
http://ameblo.jp/shirayu/day-20120308.html
第一次産業と地方の仕事しかうけない!!
これがポリシー。
日本の風景を残す方程式に、
ひとりのサムライを見た気がしました。
表紙からは想像できないほど
重厚な本です。
日本人というDNAが揺さぶられます。
講演会でのお話はのちほど!
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『ニッポンの風景をつくりなおせ』(梅原真著/羽鳥書店)<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4904702123/withup-22/ref=nosim一次産業がうまくいっていないなぁと思い始めてから
世の中おかしくなってきた。見方を変えれば、桜の花より美しい。
「ラッキョウの花見」としたとたん、その風景はたちまち意味をもった。明神宏幸が事務所を出るその背中を見て、
「この男は成功したな」と思った。その後、寸分違わぬ
ストーリー展開で8年間で20億円の産業が出来てしまった。情報を一つの凝縮された形にして、端的に生活者に受け渡す
コミュニケーションデザイン。そのパイプを、いかに太く設計できるか?
失敗・成功はコミュニケーションデザインの優劣にかかっている。なぜニッポンは、こんな農村の豊かさを捨ててしまったのか!?
「農」という字は「豊」という字に似ているのに……。「島じゃ常識」というメッセージにマスコミの目が止まった。
田舎商品は広告ができない。
だから、商品自体にメディア性を持たせておく。
つまり、商品自体が電波であるとボクは考えている。単品で年商30億円以上。「ぽん酢しょうゆ・ゆずの村」。
「女性用」とせず、「男の石鹸」としたのにもかかわらず女性が
使い始めた。「お父さんに買っていってあげよう」と言いながら
実は自分が使っているらしいというのである。売れない理由はすぐわかった。人が良すぎるのだ。
「こころあたたまるアイスです」なんてパンフレットに
書いてあるから売れないのだ。「天日塩アイス」。その商品名だけで会社の姿勢が見えてくる。
常に根幹に「ココロザシ」がないといけないのだ。「ご馳走」という言葉に「走」がついているのはなぜか?
客人のため、おいしい水を走り回って探しに行くからだ。参照:
『ニッポンの風景をつくりなおせ』(梅原真著/羽鳥書店)
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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├○
├○ あなたは「何」が残せる人?
├○
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一次産業×Design=風景
この方程式でニッポンの風景を残そうとしている。
素直に、かっこいい。
そういえば、以前に読んだ
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『これからの野菜の食べ方』(男子野菜部著/幻冬舎)
<アマゾンで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344021185/withup-22/ref=nosim
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も農家の方々にインタビューしており
野菜について真摯に向き合っている本でした。
自分の使命ってなんだろうね?
なんてことに向き合わされる本って
最近少ないと思いませんか。
貴重ですね。
冒頭に書くのを忘れましたが、
永久保存版ですよ。