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BOOK REVIEW書評

『プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!』(石川直貴著/マガジンハウス)vol.147

本日の一冊は

『プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!』

(石川直貴著/マガジンハウス)です。

 

 

 

西へ東へ、です。

 

 

やばいですね、今日の本は。

血液が逆流しそうです。

動悸と呼吸を整えるために、
やや時間がかかりました。

配信遅くなってたいへん失礼しました。

これは、
アフリカンドリームの本なのか?
それとも成功法則の本なのか?

どちらも当たっているようで
私にはピンときていません。

いちばんしっくりくるのは、
この人は、アンドリューカーネギーの再来か!?
です。

この本を読んだからといって
アフリカでビジネスができる
とは思いませんが、
なんでしょう、この躍動感は。不思議。

41社の企業グループ総帥!
4年で年商300億!
残金4万円からの起死回生。

えっと、
みなさん、
どんなおじさんを想像しました?

1981年生まれですよ。

いざ!

 

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『プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!』(石川直貴著/マガジンハウス)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483872375X/withup-22/ref=nosim

アフリカで成功するためには、とにかくお金をかけないことです。

マサイの人たちは、ガードマンとして重宝されています。
なにせマサイ族の男性は、大切な牛を守るためなら、
ライオンを追い払ったりもします。
人間を恐れるわけもないのです。

日本企業がアフリカで目指すポイントは、
そこではないと思います。
BOPビジネスについては、頭から消すべきです。

アフリカの経済発展をみるもう1つのポイントは、
コカ・コーラの値段です。コカ・コーラの値段は、
その国の購買力を測る指数にもなっています。

タンザニアでは、350ミリリットルが約45円。
ペナンでは、350ミリリットルが約60円。
これらの値段は、現在の韓国とほぼ同等。

アフリカ全体の人口が約10億人です。(略)
富裕層・・・全体の5~15%/約5000万~1億5000万人

注意点としては、アフリカではクレジット・カードが使えない
ケースが多いことです。「現金払い」が基本です。
車や家などを購入する際も、この基本は変わりません。

杓子定規の発想しかできない人は、
アフリカではやっていけません。

本来、相手がどんな身なりであろうが、ビジネスには関係ありません。
外見に目がいくということは、ビジネスの本質がわかっていない証拠。

それではどうして、いちいち服装を変えてまで、
取引先を観察するのか?

その理由は、トラブルが起きたときのためです。
身なりによって態度を変える相手かどうかで、
解決法が変わってくるからです。

アフリカでは、「長生きしたかったら、ダイヤと金には手を出すな」
と言われています。

アフリカでは、人の管理がきわめて難しいです。
逆に言えば、人材の管理さえうまくできればあとのビジネスは簡単です。

 

参照:
『プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!』(石川直貴著/マガジンハウス)
<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483872375X/withup-22/ref=nosim
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○                                
├○  心理的国境作った方が負け。      
├○ 
└───────────────────────────────────┘

ニセ警官の見分け方が
書いてありました。

警察官が本当に検問するときは
必ず数台のパトカーが近くに停まっている!!

「そうしたパトカーが、このときは1台も見当たらなかった。
そこでリーは、ニセ警察官と気づいたのです」

THE・サバイバル!!

最後の数ページに書いてある
いわゆる人事マネジメントはすごいですね。

経営者、人材コンサルタントは
読んでおいた方がいいですよ。

努力をお金で報いない。
でもなぜ人は働き続けられるのか?

私もこんな経営者のそばで働けるなら、
死ぬほど仕事がんばると思います!

タイトルは出版社のお家芸?みたいなものなので、
気にしなくてよいです。

カバーかけて読めばすむこっちゃ!
です。

 

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