『ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語』(立川談慶 著/サンマーク出版)vol.536

2020年01月21日

本日の一冊は、『ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語』(立川談慶 著/サンマーク出版)です。



品のある笑い、です。


先日、寝起きにふと
言葉がおりてきたのです。

「落語」です。

なんで落語?

と思いつつも、
机の前に「落語」と書いて
貼っておきました。

ということで、
そんなこんなで書店で
本日の本を見たときに、

買えってことかな?
ということで買いました。

慶應義塾大学卒で、
元ビジネスマンの異色の経歴をもつ
落語家による伝統芸能の
基礎知識!

です。


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『ビジネスエリートがなぜか
身につけている 教養としての落語』
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落語というのは、人の上に立つものに
とって必要不可欠な、
人の心をつかむ術を身につける
ツールとなっているのです。

落語は日本の「文化」、
日本人特有の「価値観」を教えてくれます。
それは落語が単なる「娯楽」
にとどまらず、伝統芸能としての
側面があるからです。

落語は人間の本質も教えてくれます。
私の師匠だった故・立川談志(七代目)は
「落語とは人間の業の肯定だ」
と看破しました。平たく言うと、
「人間とは所詮“どうしようも
ないもの”なのだ」という意味です。

落語の起源は、江戸時代初期の1623年、
徳川家光が第三代将軍に任命された
年に作られた『醒酔笑』という
「笑い話」を集めた作品集だといわれています。

落語というと、「お笑い」の
イメージが強いかもしれませんが、
落語の元になった『醒酔笑』は、
実は仏教がルーツだったのです。

その演目については、諸説あり、
正確に把握することは困難ですが、
「300くらい」というのが定説になっています。

つまり古典落語を演じる落語家とは、
すでに完成した「噺」という「型」を
自分流にアレンジして
現代に再現させる「職人」なのです。

時代を超えて受け入れられてきた
落語の噺は「枕」「本題」「オチ」で
構成されています。

まず「枕」でお客さんの緊張を解いて、
「本題」である「噺」をじっくり聞かせ、
物語の結末である「オチ」で感動させたり、
笑わせたりする。落語とは、
このような一連の「型」で
成り立っているのです。

考えオチ……一瞬考えた後、
面白さがわかって、
ニヤリとさせられるオチのこと。

逆さオチ……登場人物の立場や
物事などが、「入れ替わる」オチのこと。

間抜けオチ……間の抜けた事柄を描き、
面白さを引き出すオチのこと。

見立てオチ……連想ゲームのように
話を積み重ね、意表を突く事柄に
見立てて、面白さを引き出すオチのこと。

そもそも、この噺を理解するには
当時の「魚」のランクについての
予備知識が必要です。さんまは
「低級な魚」として扱われており、
江戸初期は庶民でも好んで
食べなかったそうです。

日本の伝統芸能は大きく
「演劇」「音楽」「舞踊」「演芸」
の4つのジャンルに分かれます。

落語と講談の最大の違いは
話す内容にあります。
落語は「笑い話」なのに対し、
講談は「歴史物語」です。

(略)なぜなら、落語には
「人殺し」どころか「いじめ」を
描いたシーンも一つもないからです。

今の日本には、
様々な「笑い」が溢れています。
時折立ち止まって、
「その笑いに“品”があるかどうか」
を考えてみてください。

落語には、ギスギスした話はありません。
勝ち負けもありません。

参照:
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というわけで、




▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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前提としての教養を持っているか?
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巻末に、
YouTubeで絶対に観るべき3人、
として名前があがっていたのが、
こちらの方たち。

・立川談志(七代目)
「粗忽長屋」「芝浜」
「らくだ」「ねずみ穴」

・古今亭志ん朝(三代目)
「お見立て」「愛宕山」「船徳」

・桂米朝(三代目)
「百年目」

だそうです。

日本の伝統芸能の面白さに、
ぜひ目を向けたいと思いました。

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