『十牛図入門―「新しい自分」への道』(横山紘一著/幻冬舎)vol.280
こんにちは、
本日の一冊は
『十牛図入門―「新しい自分」への道』(横山紘一著/幻冬舎)です。
十牛図、です。
十牛図は、
じゅうぎゅうず、
と読みます。
ある分野のビジネス書を
調べようと思っていたのです。
すると、その本のレビューに、
「まあ、これっていわゆる十牛図の世界よね」
みたいなことが書いてありました。
じゅうぎゅうず?
気になり出したら止まりません。
ネットで調べても断片的に
見えるだけで納得できないので、
まずは入門書を買ってみました。
結果は、
いま知るべき内容であった!
ということです。
私は心が洗われる本を
何冊かストックしていますが、
そのうちの1冊に入る本に出会えました。
「禅」の入門図としてよく使われるそうなのですが、
私は知らなかったのです。
反省です。
う~ん、世の中には
まだまだ知らないことがたくさんあります。
なによりここに描かれている
十牛図も美しいのですが、
時折はさまれている図解がすごいのです!
何がすごいか?
全部、
「丸い円」で
表現してあるのです!
四角で角ばった図解が
ひとつも無いのです。
すごい!すごい!
勉強熱心な人ほど
日頃、四角張った
色気のないフレームワークばかり
見ていることでしょう。
この本をみたら
新鮮さを覚えるはずです。
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『十牛図入門―「新しい自分」への道』(横山紘一著/幻冬舎)<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344980778/withup-22/ref=nosim
「十牛図」とは、逃げ出した牛を探し求める牧人が、
「牛」すなわち「真の自己」を究明する禅の修行によって高まりゆく
心境を、脾兪的に十段階で示したものです。とにかく、人生の目的は「自己究明」と「生死解決」と「他者救済」
であると気づいてほしい。ヨーガ(yoga 瑜伽と音写)とは、すべての「もの」を心の中に
還元して、その「もの」の本質・真相を観察し思考する実践をいう。「自分」をまったく知らないで、「“自分”が見る、ないし、“自分”が知る」
といっても、それは、まったくの虚言になってしまうということです。「なに」を明らかにしてから、
「いかに」という問題に取り組まなければならない。では、「念」とはどういうものなのでしょうか。
それは集中する心のはたらき、集中力です。意識といっても、consciousnessやBewubtseinなどの訳語としての、
現代でいう意識ではなくて、唯識思想でいう「第六の意識」です。
この意識には次の二つの働きがあります。
1)言葉を発する
2)感覚とともにはたらいて感覚を鮮明にするここでこれまで論じてきた「自分」を整理してみると、
自分は次の三種に分かれます。
1)偽りの自分 2)新しい自分 3)真の自分人間が発する疑問詞のなかで、
「なに」「なぜ」「いかに」の三つが根本です。気づくことは悟りに至る第一歩です。
自分が変われば世界が変わる。
参照:
『十牛図入門―「新しい自分」への道』(横山紘一著/幻冬舎)
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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├○
├○ 大掃除もいいけど、心のお掃除もぜひ。
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本って、本当に安すぎますね。
この値段でこんな深い世界を
教えてもらって感激します。
本は安い!
私は本だけは
値段を見ずに大人買いできます。