『人工知能は人間を超えるか』(松尾豊著/ KADOKAWA/中経出版)vol.348
こんにちは、
本日の一冊は、
『人工知能は人間を超えるか』(松尾豊著/ KADOKAWA/中経出版)です。
シンギュラリティ、です。
専門外の本を読んで
興奮する!
というのもいいものですね。
あなたも記憶に
新しいと思いますが、
これを覚えているでしょうか?
韓国のプロ棋士と、
アルファ碁(Googleの人工知能部門)が
5番勝負を行ないましたね。
そして、結果は
4勝1敗で人工知能の勝利
でした。
オセロ、次にチェス、将棋、囲碁
の順番に難しくなると言われている
世界でした。
が、結果はご存知の通りです。
人工知能とロボットは違うと
著者は言います。
人工知能は、
ロボットの「脳にあたる部分」です。
そして面白いなと思ったことは、
これがどの学問分野に入るか?
ということを著者はこう言っています。
↓
~~~~~~~~~~~~~~~
人工知能研究は、
「考える」ことを実現するために、
抽象的な「目に見えないもの」を
扱っている学問と理解してよいだろう。
~~~~~~~~~~~~~~~
と。
まったく見識のない分野でも、
非常に楽しく読めました!
これはいい本です。
少なくとも、
この本を読んでいれば
人工知能の話題が飛んできても、
安心です。
ずばり!
自信を持って
語れると思います。
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『人工知能は人間を超えるか』(松尾豊著/ KADOKAWA/中経出版)<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4040800206/withup-22/ref=nosim人間の記者が書いていたときは、
四半期当たり300本の記事を
配信していたが、人工知能によって、
同じ期間で4400本もの記事を
配信できるようになるという。特微量というのは
「データの中のどこに注目するか」
ということであって、
プログラムの挙動が変化する。2014年、英国デロイト社は、
英国の仕事のうち35%が、
今後20年間でロボットに置き換えられる
可能性があるという報告を発表した。人間にとっての人工知能の脅威は、
シンギュラリティ(技術的特異点)
という概念でよく語られる。人間にとっての「認識」や「判断」は、
基本的に「イエス・ノー問題」として
とらえることができる。
この「イエス・ノー問題」の精度、
正解率を上げることが、学習することである。世の中の「相関する事象」の相関を
あらかじめとらえておくことによって、
現実的な問題の学習は早くなる。
なぜなら、相関があるということは、
その背景に何らかの現実の構造が
隠れているはずだからである。ディープラーニングは、
データをもとに、コンピュータが
自ら特微量をつくり出す。たとえば、グーグルが買収した
ディープ・マインド・テクノロジーズ社は、
これをコンピューターゲームの中で実践している。
ブロック崩しやインベーダーゲームの
ような単純なゲームにおいて、・弾が前から飛んできたときに <前提条件>
右に動いたら <行動>
スコアが上がった <結果>
といったセットを学習している。シンギュラリティというのは、
人工知能が自分の能力を超える
人工知能を自ら生み出せるようになる
時点を指す。広告・マーケティングは、
前述のように、真っ先に変化が
訪れる分野のひとつである。医療、法務、会計・税務というのは、
最も人工知能が入ってきやすい領域だろう。人工知能によって、この社会がどうよくなるのか、
どうすれば日本が輝きを取り戻すのか、
考えてほしい。参照:
『人工知能は人間を超えるか』(松尾豊著/ KADOKAWA/中経出版)
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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人間とは何か?
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何度見ても衝撃的な、
あのリストの一覧もあります。
オックスフォード大学が
論文で提示した、
なくなってしまう職業リストです。
10~20年のスパンはありますが、
ざっと見た感じだと
税務、保険、金融関係の仕事が
多いですね。
「フィンテック革命」とやはり
つながっているのでしょうかね。
いずれにせよ、
面白い時代になってきた!
ということを合言葉にして
楽しみたいですね。