『チームで考える「アイデア会議」 考具 応用編』(加藤昌治著/ CCCメディアハウス)vol.393
こんにちは、
本日の一冊は、
『チームで考える「アイデア会議」 考具 応用編』(加藤昌治著/ CCCメディアハウス)です。
コア・アイデア、です。
アイデアだけではダメ。
だけど、
まわりがなんだそれ?
という
アイデアがなければ、
何も始まらない。
これも事実です。
企画会議をいきなり始めるな、
というのが本書の持論です。
アイデア会議をしよう、
という話です。
アイデアと企画の違いは?
もちろん本書に
さらっと書いてあります。
あやうく
読み飛ばしそうになるくらい、
さらっと、書いています。
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わたしの考える、いい企画の条件とは
「いい企画には、アイデアが入っている」です。
選択肢を出し尽くすこと、
それが「考え抜く」ということなのです。
どんなスーパーアイデアパーソン
であろうと、一人の人間に考えられる
ことには必ず限界があります。
実は、この世の中にアイデアは3種類しかありません。
1.「自分に出せたアイデア」
2.「自分にも出せそうで・・・・・・出せなかったアイデア」
3.「自分にはまったく想像もつかなかったアイデア」
「いきなり企画会議」はもうやめよう、
がわたしの主張。やるべきは「アイデア会議」です。
アイデア会議には参加者に果たして
欲しい役割があります。
観るだけの観客は不要です。
気をつけるべきは、拡散と収束を
一緒にやらないこと。
ごっちゃにしてしまうと、必ず失敗します。
「もう一度、考えてみようよ」
ディレクターだけが発することのできる一言。
アイデア会議は「持ち寄る」場なのです。
イイトコドリした「あれもこれも」
アイデアはかえって個性を失ってしまいます。
迷ったら、出す。思いついてしまった
アイデアを出さないことは罪なのだ、
と思って欲しいくらいです。
云い換えることで、ともすれば
見落としていた可能性に気がついたり、
再検討することもできる。
ディレクターが最初に手をつけるべきは、
やはりメンバー選び。
「アイデアがちゃんと入っている企画」
として満たすべき必要条件は、
企画が理解可能な形に整理され、
説明できるようになっていること。
そして、実施にあたって要求される
仕様をクリアしていること。
つまりファシリテーター自身は
判断をしません。判断するのは
あくまでも参加者になります。
判断の基準は、コア・アイデアの個性を
失わないで企画にまとめられるか。
アイデア会議では目で考える。手で考える。
それが頭を使うということなんです。
参照:
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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役割を意識して動こう。
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アイデアマンだけど、
企画に落とせない!
という方はなにが足りないのか、
がわかります。
云い換えをしてアイデアを増やす、
というのはなるほど
その通りだなと思いました。