『「格安航空会社」の企業経営テクニック』(赤井奉久、田島由紀子著/TAC出版)vol.145
本日の一冊は
『「格安航空会社」の企業経営テクニック』
(赤井奉久、田島由紀子著/TAC出版)です。
2つの公式、です。
空の旅、
お好きですか?
わたしは鉄道派です。
なので、
空の翼を縦横無尽に使って
駆け回る人をうらやましく思います。
鉄道派であっても、飛行機派であっても
LCC(Low-Cost-Carrier)という言葉は
ニュースでもよく取り上げられているので
聞いたことがあるはず。
低価格で航空輸送サービスを提供する
会社のことです。
ちょっと航空業界のどうでもいいことなど
良く知っていたりするわたし。
例えば操縦士は制服の袖口の線が
4本線だとか^^
操縦士かそうでないかを見分けるには、
袖口の「線の数」を見ればわかる~!!
え?
あれ?
話がそれました。
かなり、大きくそれましたね。
LCCのビジネスモデルを
真面目に知りたい方は読んでおいて損なし。
後半には公式の1つである
「高搭乗率」を使って成功している企業の
紹介もされています。
飛行機は、空を飛んでナンボです!
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『「格安航空会社」の企業経営テクニック』(赤井奉久、田島由紀子著/TAC出版)<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4813245609/withup-22/ref=nosim航空業界における原価(コスト)とは、
「いくらで1席を製造するか」ということです。LCCの1000座席kmあたりのコストが
2900円であるのに対して、FSAは6400円と、
倍以上のコストを必要としていることがわかります。一見すると、1回のフライトで運べる人数が多い
767のほうが、有利なようにもみえます。しかし、
LCCであるならば、767は絶対に選ばないのです。旅客機の機体価格は、主に機体とエンジンのサイズによって決まります。
旅客機のパイロットのライセンス(免許)は、
1機種ごとに必要となります。サウスウエスト航空は創業時に、「10分間ターン」をやってのけました。
これは航空業界のなかでは伝説となっています。(略)
全米のエアライン平均は45分ですので、
大幅な時間短縮を実践しています。エアアジアは、バンコクで世界中のバックパッカー(低予算旅行者)
が集まる低賃料の安宿街にセールスオフィスを設けています。航空会社は、かぎられた座席数で、収入の額が最も大きくなるように
予約をコントロールします。このことをイールドマネジメントといいますが、
実はこれの上手へたが、会社の収益性を左右するのです。成功しているLCCで、「酵素」である企業文化を作りだしているのは、
“強いリーダーシップ”です。ユーモアのセンスがあれば、仕事を効率的に処理することができる。
参照:
『「格安航空会社」の企業経営テクニック』(赤井奉久、田島由紀子著/TAC出版)
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○ あなたの業界の「空」にあたるものは?
├○
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冒頭の2つの公式は下のようになります。
◎第1の公式 (低コストの公式)
少ない費用÷多い座席数 ⇒超低コスト
◎第2の公式 (高搭乗率と利益の公式)
多い収入-少ない費用 ⇒利益
まぁ、じっくり見れば当たり前のことなのですが
飛行機は空を飛んでナンボ!
これからはその機体の座席数が
どれくらいあるんだろう?
なんてことが気になる気がします。