『自分の中に毒を持て―あなたは”常識人間”を捨てられるか』岡本太郎著 vol.77
こんにちは、
本日の一冊は
『自分の中に毒を持て―あなたは”常識人間”を捨てられるか』
岡本太郎著です。
本質を見抜いた人です。
かつて、ジミー大西氏が注目を浴びたとき
ひとりの男性が手紙を書きました。
「まだ、紙の大きさを気にしているね」
と。
「紙の大きさなんて気にしなくていいんだから!」
と。
誰よりもそこに課題を感じていたジミー大西氏が、
驚いたことは言うまでもありません。
手紙を書いた人物は、
「太陽の塔」の創作であまりにも有名な
岡本太郎。
みんなが誰かをほめているときに、
ひとり本質を見抜いてアドバイスができた芸術家。
夏の暑い時期にこそこの本は
自分の中に眠る何かを
呼び覚ましてくれるかもしれません。
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『自分の中に毒を持て―あなたは”常識人間”を捨てられるか』(岡本太郎著/青春出版社)<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413090101/withup-22/ref=nosim人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。
ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。夢を見ることは青春の特権だ。
これはなにも暦の上の年齢とは関係ない。人間にとって成功とはいったい何だろう。結局のところ、
自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、
努力したかどうか、ではないだろうか。人生を真に貫こうとすれば、必ず、条件に挑まなければならない。
いのちを賭けて運命と対決するのだ。
その時、切実にぶつかるのは己自身だ。つまり、現在の自分に責任をとらないから懐古的になっているわけだ。
ぼくはこうしなさいとか、こうすべきだなんて言うつもりはない。
“ぼくだったらこうする”というだけだ。自分がバカであろうと、非力であろうと、それがオレだ、
そういう自分全体に責任をもって、堂々と押し出す。
それがプライドだ。プライドがあれば、他人の前で自分をよく見せようという必要はないのに、
他人の前に出ると、自分をよく見せようと思ってしまうのは、
その人間にコンプレックスがあるからだ。相対的なプライドではなくて、絶対感をもつこと、
それが、ほんとうのプライドだ。ニブイ人間だけが「しあわせ」なんだ。ぼくは幸福という言葉は
大嫌いだ。ぼくはその代わりに”歓喜”という言葉を使う。恋愛は男と女のひとつの闘いだ。
死ぬのもよし、生きるもよし。
ただし、その瞬間にベストをつくすことだ。参照:
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というわけで、
●「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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枠なんて、ない。
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昔、祖父の家で岡本太郎の父親である
岡本一平氏の絵を見たことがあります。
たしかに一平氏のサインがしてありましたが、
親戚のみんなが本物だとは思っていませんでした。
が、のちに鑑定に出したら
どうやらそれは間違いなく岡本一平氏による
作品だったと分かりました。
幼い頃の記憶なのですが、
たしか寅の絵が描かれていた気がします。
あの絵はいまどこにあるのだろう?
今度、祖母に聞いてみようと思います。