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BOOK REVIEW書評

『人の心を操る技術』(桜井直也著/彩図社)vol.181

本日の一冊は

『人の心を操る技術』(桜井直也著/彩図社)です。

 

『人の心を操る技術』(桜井直也著/彩図社)

 

 

やめました、です。

 

ただいま!

無事戻りました。
のちほどフランスの話はじっくりと。

土曜日ぎりぎり配信ですね。
がんばります!

今日はですね、
「以前にこれを紹介しよう」
と思って一度やめた本を紹介します。

そのときに
なぜ、紹介するのをやめようと思ったか?

タイトルがベタで、
少しテクニカルなところが目立つ
というのが理由でした。

ただ、第4章「言葉で操る技術」はですね
ある程度、それなりにリーダーシップを
とっていこうとする立場の人は
知っていないとマズいなと思うわけです。

何度も言いますが、
武器は正しく使えてこその武器!

ということをくれぐれも
お忘れなく。

 

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『人の心を操る技術』(桜井直也著/彩図社)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883928853/withup-22/ref=nosim

このように、本来は無関係なもの同士を繋げることで、
否定しにくくさせる話法を、「連結法」と呼びます。
人には「理由づけされると無批判になる」という性質があります。

連結法の基本は「事実+暗示」です。

分離法は、相手を励ますときにも使えます。(略)
そんなときには、「辛いことがあったのだから、
今は落ち込んでいてもいいと思うよ」と
言葉をかけてあげてください。

【例】「手伝ってくれる?」→「いつなら手伝える?」
【例】「旅行に行かない?」→「旅行に行くならどこがいい?」
【例】「楽しかった?」→「何が一番楽しかった?」
【例】「優しくしなさい!」→「どうしてそんなに優しいの?」

都合が悪くなったときに慌ててそれを責めるのではなく、
できたところを日ごろから褒めてあげることこそ、
正しい教育のやり方です。

影響力のある人の言葉を聞いていると、肯定的ダブルバインドを
非常に上手く使っていることに気がつきます。

緊張している人をリラックスさせたいとき、
「リラックスしなよ」といくら言っても、
ほとんど効果はありません。

名前を覚えることは、人間関係の基本です。
それだけで、自然と親近感が湧き、あなたの中で
「無名の店員」が「○○さん」にかわります。
(略)また、店員は名前で呼ばれることで、
「素の自分」に戻ります。これは一種の分離法です。

話がつまらない人というのは、前者のような概念的な話をします。
聞いていても絵が浮かばないのです。

対人トラブルで悩むのは、相手に改善を求めることで、
こちらの立場が下になってしまうからです。
自分で状況をコントロールできないため、
不安感や無力感が大きくなるのです。

コントロールできないものは、コントロールしなくて良いのです。

参照:
『人の心を操る技術』(桜井直也著/彩図社)

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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○   そろそろ、熟成しているかも?
├○
└───────────────────────────────────┘

相手に与える
心理的なインパクトって
ちょっとしたことで変わりますよね。

ほんとに
不思議!

引用の部分にもありましたが、
本当にうまい具合に「肯定的ダブルバインド」を
使いこなす人がいます。

できる人は特に
この傾向が強いのです。

「おっと、それは決まってなかったんじゃないの!?」
と一旦立ち止まらないと流されてしまいます。

このあたりも、
2月開催のプレゼンセミナーで
ほり下げていこうと思います。

 

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