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BOOK REVIEW書評

『ウォートン流 人生のすべてにおいてもっとトクをする新しい交渉術』 (スチュアート・ダイアモンド著/集英社)vol.182

本日の一冊は

『ウォートン流 人生のすべてにおいてもっとトクをする新しい交渉術』

(スチュアート・ダイアモンド著/集英社)です。

 

『ウォートン流 人生のすべてにおいてもっとトクをする新しい交渉術』  (スチュアート・ダイアモンド著/集英社)

 

 

8パーセント、です。

 

 

交渉が合意に至るケースの内訳
を見てびっくりでした。

ずばり「内容そのもの」が
影響しているのは、
たったの8%だそうです。

まじで?

じゃあ他に大事な要素って
いったいなによ、
ということなのですが、

●プロセス37%
●人55%

です。

わりと記憶に新しい、ハリウッドを震撼させた
数ヵ月にわたるあのストライキ!

それを収束させた立役者が
本日の著者です。

ウォートン・ビジネススクールのMBAコースで
15年連続人気No.1講座の教授、
スチュアート・ダイアモンド氏。

なにが気に入ったかといって、
そのマインドが気に入りました。

学生たちがこの交渉メソッドをつかって
節約できた金額は30億ドルを超えるそうです。

実践例の3分の1を足しただけで、
ですよ!

すべて実話で登場人物も
すべて実名というのもすごいですね。

ゲットエブリシング(すべてを手に入れる)
という思想の人には向かない本ですが、
ゲットモアの思想の人には
非常によく理解できる本だと思います。

 

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『ウォートン流 人生のすべてにおいてもっとトクをする新しい交渉術』
(スチュアート・ダイアモンド著/集英社)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/408773479X/withup-22/ref=nosim

目標とは、あなたが交渉の前にもっていないもので、
交渉の後にもっていたいものをいう。

聞く耳をもたない人は、説得しようがない。
そんなとき、言葉は何の役にも立たない。

ありのままの自分でいる人は信頼が置ける。
そして信頼は、あなたの最大の資産なのだ。

交渉が失敗する原因は、コミュニケーションの不足や
欠如がほとんどだ。

ほとんどの人は「共通の敵」というツールに気づかない。

ただ目標を設定するだけで、パフォーマンスが
二五%以上も向上するという。

相手の企業を知り尽くしていても、相手と心を
通じ合わせられない人は、交渉の適任者ではないかもしれない。

一、自分の目標は何だろう?
二、「相手」はどんな人だろう?
三、相手を説得するには何が必要だろう?

同じ交渉、同じ状況は二つとしてない。

相手の力を見きわめ、認めることは、
意思決定者を探しあてることでもある。

相手の認識を知る有効な方法の一つが、質問をすることだ。
交渉では、疑問分は平叙文よりはるかに強力だ。

「譲歩するなら話し合ってもやってもいい」
という考えは、順序が逆だ。話が先、提案はあとだ。

交渉では言葉遣いがものをいう。

交渉の達人はものごとの本質を理解する。

参照:
『ウォートン流 人生のすべてにおいてもっとトクをする新しい交渉術』
(スチュアート・ダイアモンド著/集英社)

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/408773479X/withup-22/ref=nosim

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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○   コミュニケーション不足は、百害あって一利なし。
├○
└───────────────────────────────────┘

ふと思ったのですが、
出入りするお店の人が本当によく私のことを
覚えていてくださることが多いのです。

なぜか?

きっとよくしゃべるからだと思います^^

いわゆるコミュニケーション!
人と話をするのが好きなんですよね。

先日も
「新しく入った新人です、
覚えてやってくださいね」
と紹介されました。

お店に通うというより、
そこにいる店員さんたちに会いたくて
出かけるような気がします。

 

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