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BOOK REVIEW書評

『言語化力 言葉にできれば人生は変わる』(三浦 崇宏著/SBクリエイティブ)vol.540

本日の一冊は、『言語化力 言葉にできれば人生は変わる』(三浦 崇宏著/SBクリエイティブ)です。

 

 

1億総コメンテーター時代、です。

「言葉の力で、世界を変える!」
というのは芝蘭の理念です。

というわけで、
やはり「言葉」がテーマとなった
書籍は気になるものです。

以前から気になりつつ、
手に取れなかったのですが、
ようやく手にとって
読み切りました。

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『言語化力 言葉にできれば人生は変わる』
(三浦 崇宏著/SBクリエイティブ)vol.540
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言葉が持つ最大の機能は
「共感」と「速度」だ。

言葉だけが進むべき方向を
決めることができる。言い換えれば、
現代というのは、「言葉」がないと
前に進めない時代なのだ。

今の時代はテクノロジーに
焦点があたりがちだが、
言葉にも目を向けないと、
どこに進んでいけばいいのか
わからなくなってしまう。

モノの優劣ではなくて、
それをどう名付けるか、
どういう文脈に位置づけるかで
選ばれる時代になってきている。

どんなモノにだって価値はある。
だが、「その価値をどう表現するか?」
「どう伝達するか?」
「どう理解してもらうか?」で
価値が変わってくる時代なのだ。

仕事とは「価値を生み出し」
「価値を伝える」こと。

ある問題や事象について、
何かを語るとき、思考を言語化
するには次のプロセスが必要だ。
0:スタンスを決める
1:本質をつかむ
2:感情を見つめる
3:言葉を整える

料理に例えるならば……
「スタンスを決める」=どんな料理を作るか決める
「問題の本質をつかむ」=食材を決める
「自分の感情を見つめる」=調理加工する
「言葉を整える」=最後にお皿に盛り付ける
くらいのイメージだ。

「悩む」のは、なんとなく
わからないままグズグズするということ。
前に進むことも、逃げることもしないで、
思考が同じ場所にとどまり続ける。

相手がどう言われたら嬉しいか、
ではなく、相手がどんなメリットを
知ったらその行動が変わるか、
という視点が必要だ。

言葉というのは、文脈によって、
誰が話すかによって、
意味がぜんぜん違ってくる。

かつて、ぼくがある企業の
10周年記念のパーティーで
書いたコピーを今また改めて思い出す。
「前進する者にとって、
現在とは常に最新の過去である」

言語化の訓練は、シンプルに言うと
「WHY」を極めることだ。

たくさんの人に知ってもらうよりも、
一人の人生を変えることにこそ価値がある。
一人の人生を変えるものは、
他の誰かの人生も変える力がある。

だから、あなたが幸せになりたいのなら、
最初にしなくてはいけないこと、
それは自分の幸せが何かを決めることだ。
そしてそれは何で決めるのか、
もちろん言葉でしかない。

参照:
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というわけで、

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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それを、言葉にできていますか?
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言葉にする力が
ますます問われる時代ですね。

言語化力
本当に大事だと思います。

自分の価値を掘り出せず、
言葉にできず、
相手に伝わらず、

では本当にもったいない。

いつも受講生を見ながら、
芝蘭が思うことでもありますね。

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