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BOOK REVIEW書評

『いま君に伝えたいお金の話』(村上世彰著/幻冬舎)vol.474

本日の一冊は、『いま君に伝えたいお金の話』(村上世彰著/幻冬舎)です。

『いま君に伝えたいお金の話』(村上世彰著/幻冬舎)

期待値、です。

配信が遅くなりました!

さっそく本題にいきましょう。

お金の役割とは何か?

その3つの機能をすぐに
答えられるでしょうか。

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『いま君に伝えたいお金の話』(村上世彰著/幻冬舎)vol.474
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まとめると、お金には
「何かと交換できる」、
高い安いがわかる「価値をはかる」、
そしてお金のカタチで
とっておける「貯める」という
3つの機能があるのです。

「お金」そのものは、
悪いものでもいいもの
でもないのです。

それぞれの家庭や人が
所有するお金の合計は、
日本人全体で1800兆円を超える
といわれています
(「家計の金融資産」2017年調べ)。

1800兆円といっても、
大きすぎてよくわからない
かもしれません。日本の国家予算が
だいたい100兆円なので、
その約18倍ものお金を日本人全体で
持っていることになります。

モノの本質を見ずに、こうして
「値段」だけで物事やその価値を
判断してしまうと、お金に
縛られた生き方になります。

ではどうすれば、お金に縛られずに、
お金に支配されないで生きられるか。
そのためには、お金とは違う
基準を自分のなかでつくることが大事です。

世界や社会をこんなふうに
したいというビジョンがあって、
それのために自分ができることが
ミッション。仕事は、ミッションを
達成するための手段です。

僕は自分の子どもたちにも、
物事は「期待値で考えなさい」と
常にいい聞かせてきました。
「期待値」は、「幸せの基準」
とは考え方が異なります。

同じ100万円でも、僕一人が
寄付する100万円と、200人から
集めた100万円では、強さが違うのです。

僕一人の寄付は僕が寄付できなくなった
瞬間におしまいだけど、
200人からの寄付は、
突然一気になくなることはまずない。

社会貢献という投資の目的は、
そのお金が誰かの、そして将来の
より良い暮らしのために有効に
使われること。寄付をして、
「誰かの役に立てた」と思える
その気持ちこそが、リターンとなります。

自分が心から「ありがとう」
といえる団体を見つけること。
そういう団体と出会えたなら、
寄付は君の心に豊かさを
もたらしてくれるでしょう。

日本を変えていくためには、
一人一人の考えが
変わらなければいけません。
大人になってしまってから、
身についたお金の感覚を
変えるというのはとても難しい。

参照:
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というわけで、

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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気持ちのリターンがあるか?
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モノの本質を見る力。

これって本当に大事ですね!
これがわからないと、
振り回されてしまいます。

そういえば、
先日もある方がこう言って
いました。

「受講費がいくらとかそういうことは、
いったん忘れるようにしている。

そういうところを見たり、
カリキュラムがどうなのかとかで、
僕は判断しないので」

と。

なんだかすごい人だな、
と思って話を聞いていた芝蘭です。

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