『イノベーションと企業家精神【エッセンシャル版】』(P.F.ドラッカー著/ダイヤモンド社) vol.426
本日の一冊は、
『イノベーションと企業家精神【エッセンシャル版】』(P.F.ドラッカー著/ダイヤモンド社)
です。
ギャップ、です。
エッセンシャル版とはいえ、
さすがにドラッカーですね。
いまの時代は、
まさにイノベーションなくして
生き残れない時代!
ぜひお手元に書籍がある方は、
復習しておいた方がよいです。
イノベーションは、
技術やモノのことを
言うのではありません。
そんなことは、
大企業はとくにiPhoneが
登場したあたりにすでに
気づいたはずです。
企業家とはなにか?
イノベーションの
7つの機会とは何か?
ぜひ早いうちに振り返っておき、
変化を味方にする組織体に
しなければなりませんね。
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https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B018Q2TCBG/withup- 22/ref=nosim 意思決定の本質は不確実性にある。
企業家精神とは、すでに行っていることを
より上手に行うことよりも、
まったく新しいことを行うことに
価値を見出すことである。しかし、変化を探し、変化に対応し、
変化を機会として利用する。
これが企業家および
企業家精神の定義である。イノベーションは技術に限らない。
モノである必要さえない。予期せぬ成功がもたらす
イノベーションの機会を
利用するには分析が必要である。
予期せぬ成功は兆候である。まず行うべきは、予期せぬ成功が
必ず目にとまる仕組み、
注意を引く仕組みをつくることである。イノベーションの機会としての
ギャップはいくつかに分類できる。
1.業績ギャップ
2.認識ギャップ
3.価値観ギャップ
4.プロセス・ギャップである。プロセス・ギャップは、なかなか
見つけられないような代物ではない。
消費者がすでに感じていることである。仕事の仕方が急速に変わるときにも、
産業構造の変化が起こる。このように、知識が技術となり、
市場で受け入れられるようになるには、
二五年から三五年を要する。イノベーションに成功する者は、
右脳と左脳の両方を使う。
数字を見るとともに人を見る。イノベーションは、
市場にあって、市場に集中し、
市場を震源としなければならない。イノベーションを魅力的なものに
するための第一段階は、
すでに活力を失ったもの、
陳腐化したもの、生産的でなくなった
ものの廃棄を制度化することである。規律のないところに自由はない。
市場のいいとこ取りは、
経営学的にも経済学的にも
初歩的な間違いである。
常に市場の喪失という罰を受ける。関所戦略は、ひとたび目標を
達成すればすでに成熟期を迎えている。顧客の創造こそ常に事業が
目的とするものである。さらには、
あらゆる経済活動が究極の目的と
するものである。この顧客創造戦略には、
効用戦略、価格戦略、事情戦略、
価値戦略の四つがある。イノベーションの機会は
現場に近いところで見出される。参照:
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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まずは、陳腐化を排除しよう。
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イノベーションの機会は7つある。
ご存知の方も多いでしょうが、
おさらいしておきます。
ドラッカー曰く、
1.予期せぬことの生起
2.ギャップの存在
3.ニーズの存在
4.産業構造の変化
5.人口構造の変化
6.認識の変化
7.新しい知識の出現
とのこと。
いまはまさに、
イノベーションの泉に
投げ込まれた世の中ですね。