『私はいくら?』(野口真人著/サンマーク出版)vol.323
こんにちは、
本日の一冊は
『私はいくら?』(野口真人著/サンマーク出版)です。
PV、です。
なかなか新鮮な本でした!
タイトルに対する
答えは書かれていません。
その考え方を知る、
概論といった感じです。
ファイナンスの概念を知り、
自分の価値をどう高めていくか?
それを中心と据えた
自己啓発書なのではないかと思います。
すごいタイトルですが、
中身は真面目です。
————————————————————————
『私はいくら?』(野口真人著/サンマーク出版)<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763134566/withup-22/ref=nosimその経験から気づいたのは、「時価総額の高い企業には、
ライバル企業より良い人材がそろっている」ことです。
なぜならば、企業の価値は、彼らが持っている物的資産ではなく、
そこで働く人的資産の価値で決まるからです。現在価値(PV)=将来の平均キャッシュフロー(CF)÷割引率(R)
そのうえで投資以上のリターンがあると思えば、そこに投資する。
それがファイナンス的にものを考え、判断するということです。見えない資産―その正体は「ヒト」や「ブランド力」といった無形資産です。
自分の価値を高めるというのは、キャッシュフローを生むということです。
「何をすれば明日の自分は今日の自分より価値が出せるか」を
念頭に毎日の仕事に向き合ってください。将来のキャッシュフローを大きくするために必要なことはたった二つ、
「土台作り」と「実績作り」です。ミクロからマクロへ、各論から総論へ―。
それが社会人の勉強の鉄則です。勉強の本質は「一言でいえばどう説明するか」にあります。
これを独自で考えることができれば理解力が深くなります。PVを高める方法は二通りしかありません。
分子であるキャッシュフロー(CF)を増やすか、
分母である割引率(R)を下げるかのどちらかです。キャッシュフローを増やすということは、簡単にいえば
「稼げる人」になるということであり、割引率を下げるというのは
「信用される人」になるということです。バイサイドの最大の弱点は、顧客の顔が見えにくいことです。
その会社にどれくらいヒエラルキーがあるかを知りたければ、
社員たちの「椅子」を見ることです。(略)日本の銀行では
本当に社員のポジションによって椅子の形が違いました。ファイナンスの世界では「いくら稼ぐか」と同じくらい
「いつまでに稼ぐか」が重要な意味をもちます。参照:
『私はいくら?』(野口真人著/サンマーク出版)
<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763134566/withup-22/ref=nosim
————————————————————————
というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○ 見えないものを見る力を磨こう。
├○
└───────────────────────────────────┘
著者は社会人としての
基礎力の1つにこれをあげていました。
「相手の名前と顔を覚える力」
です。
この能力がずば抜けている
ヘッドハンターを私は知っています。
たしかにものすごい影響力を持っています。