なぜか捨てられないチラシに出会いました。
なぜか捨てられないチラシに出会いました。
先日、ポストに投函されていたチラシ。
オレンジ色のA4用紙がくるくると丸めてあり、
赤い輪ゴムでとめてありました。
(これ、なに?)
よく考えてみれば、ポストから郵便物を取り出すとき、
私たちは瞬時にこう判断していると思います。
これは持ち帰るべきか?否か?
昨今はどうしても、
見て見て見て~!!!
というチラシが多い気がしますが、
この「オレンジ色紙くるくる丸め作戦」には、
どーもひっかかりを覚えました。
なぜなら、
持ち帰るべきか、否か、
瞬時に判断がつきません。
そして、手荷物を抱えたなかで、
輪ゴムをはずして見る余裕もない。
だけど、
それを見ずに捨てる勇気もない(笑)
それで、このオレンジ色紙くるくるは、
どんなチラシだったかというと、
着物の染み抜き
1枚からOK!取りに伺いますよ!
というものでした。
もちろん、部屋に持ち帰って開けてみました。
輪ゴムをはずして、
くるくる巻いた紙を机の上で必死に伸ばして(笑)
このチラシのすごいところは、
必ず、部屋まで持ち帰る可能性が高い
ということでしょう。
実際、同じようにポスト前で手荷物を
抱えた女性も、
オレンジ色紙くるくるを、
ん???
と見ていましたが、ゴミ箱には入れていませんでした。
お持ち帰り!です。
手間としては、
くるくる丸めることと、
輪ゴムの経費がかかることでしょうか。
だれか、コンサルタントがついているのだろうか?
と、思ったくらいです。
文面はパソコンで打ち込んであるのですが、
地図が、
妙に「味のある」手書き。
(な~んだ、着物か、染み抜きか)
と思う間もなく、
間髪入れずに、その手書きの地図に
目がいく仕掛け。
なんだか、いまも捨てられずに
デスク前においてあります。
なんてったって、
場所をとらないのがいいです。
そして、きれいなオレンジ色をみていると、
なぜか元気が出る。
いつもは派手なチラシをおいておくと、
目が疲れてしまって、
場所もとるし、すぐに処分していました。
でも、今回はなぜか捨てられない。
いまは必要ないけど、とっておこうと思えたチラシ。
かなり勉強熱心な経営者か、
コンサルタントがついているのかな?と
思わされたチラシでした。
というわけで、
●「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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第一段階突破の法則。
それを手にしているお客さんの状況を洗い出す。
見えないから見たくなる!?
あえて「袋とじ効果」でチャレンジ。
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きっと、このチラシにはほかにも
仕掛けがあるはずです。
もう少し、研究してみます。