『「戦略力」が身につく方法』(永井孝尚著/PHP研究所)vol.237
こんにちは、
本日の一冊は
『「戦略力」が身につく方法』(永井孝尚著/PHP研究所)です。
落とし穴、です。
配信、遅くなりました。
すみません!!
さっそく本題にいきましょう。
売れない理由を語れる人は、
おそらくたくさんいます。
でも、
なぜ売れたのか?
を語れる人は少ないです。
私はあるクライアントさんが、
「自社製品がなぜ売れたかわかる」
といって理由を語られたときがあります。
そのとき、
この経営者はすごいな!
と思ったことがあります。
それは自社の努力ではなく
あること(競合要因)が原因で
売れただけなのだ、
と。
売れたけど、反省している。
私はいろんな経営者の方から
本当に学びをたくさんいただいています。
今日の本には耳が痛いこと
たくさん書いてあります。
肝に銘じて来年につなげようと思います。
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『「戦略力」が身につく方法』(永井孝尚著/PHP研究所)<Amazonで購入>
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戦略は絶対ではない。戦略は仮説である。
あなたが担当している商品やサービスを買う顧客は、
本当は何が欲しいのだろうか?
バリュープロポジションは、まず分かりやすこと。
そしてスムーズに顧客に受け入れられ、実際に顧客の課題が
解決できなければ意味がないのだ。
変化を先取りした対策が、極めて強力な武器になる。
わずか数カ月先んじるだけでも、それは極めて大きな差になるのだ。
新市場は市場調査からは生まれない。
私が経験したように、新市場を立ち上げる際には、市場調査データは
存在しない。言い換えれば、市場調査データをいくら調べても
新市場は生まれないということだ。
新市場が生まれる場合、必ずニッチ(隙間)から始まる。
立ち上がり当初は誰も気づかないからこそ、新市場なのだ。
最優先で考えるべきは、顧客のどの課題を、いかに解決するかだ。
戦略は、必ず検証とセットで考えるべきなのだ。
事実は客観的に把握すべきなのだ。「測定できないものは、管理できない」
と言われる。国語ではなく、数字で考えるのだ。しかし、落とし穴がある。
参照:
『「戦略力」が身につく方法』(永井孝尚著/PHP研究所)
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○ データにない「可能性」を読み取る力があるか?
├○
└───────────────────────────────────┘
結果だけを見ても、
原因がわからない。
では、どのように数字を把握していくか?
ここを間違うと、
落とし穴にはまってしまう
ということも著者は力をこめて書いていました。
数字の把握も設計ミスをすると、
戦略を壊しかねない。
肝に銘じておかないといけないですね。