『TEDトーク 世界最高のプレゼン術』(ジェレミー・ドノバン著/新潮社)vol.216
こんにちは、
本日の一冊は
『TEDトーク 世界最高のプレゼン術』
(ジェレミー・ドノバン著/新潮社)です。
10秒、です。
このメルマガは、
・読む
・書く
・話す
などの本を紹介すると、
恐ろしいくらい反響があります。
そのあたりにアンテナが立っておられる
読者の方が多いことがわかります。
ですので、
「TED」についてご存じの方は
多いと思います。
TED:テクノロジー、エンターテインメント、デザイン
の3つの分野から
感動や衝撃をもたらすアイデアを
紹介するあの映像ですね。
たしかにぐいぐい引き込まれて、
すごいプレゼンテーターだな~
と思うことしばしば。
プレゼンが好きで、
経営大学院でもプレゼンで評価されるクラスは
抜群の成績を誇ってきた私ですが、
生きた教材「TED」から得ることは多いです。
今日の本は、
TEDxイベントのオーガナイザーが
まとめたプレゼン術です。
まあどんな本でも同じですが、
「読んだからといってできるようにならない」
というのが、難しいところ!
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『TEDトーク 世界最高のプレゼン術』(ジェレミー・ドノバン著/新潮社)<Amazonで購入>
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自分以外の誰かをヒーローにすることが、
人を動かすストーリー作りのコツなのです。
「だからどうなの?」「いったいそれが私にどう役立つの?」
こんな質問攻勢が、すばらしいスピーチを作るために必要なのです。
プレゼンターがやってしまいがちな最大のミスは、1度のトークに
一生分の薀蓄を詰め込んでしまうことです。
MC(司会者)の役割は、プレゼンターを並はずれた人物として
祭り上げるのではなく、信頼できる人だと聴衆に印象づけることです。
まず、聴衆が最も集中して聴いているのは、スピーチがはじまって
最初の10秒から20秒間だということを覚えておいてください。
「なぜ」の部分が暗に伝わっていたり、十分に理解されていたり
する場合は、「どうすれば」の質問からはじめてもかまいません。
オープニング・コールバックには、その場で思いついたという
感じがなければいけません。
スピーチの目的は、聴き手にものの見方を変えさせる、
あるいは行動を起こす気にさせる、のいずれかです。
まず基本原則として覚えておきたいのは、ユーモアの根は
「驚き」にあるということです。
ユーモアは、会話の多いストーリーに入れるとうまくいきます。
大事なポイントを話すときは、一箇所に留まったまま、
足先を聴衆のほうに向けて立ちます。そして話を止めて間を置き、
場所を移動します。移動をやめたら、また話しはじめます。
参照:
『TEDトーク 世界最高のプレゼン術』(ジェレミー・ドノバン著/新潮社)
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○ 自分に「突っ込み」いれてる?
├○
└───────────────────────────────────┘
ここに掲載されていた(2011年の順位)
動画視聴トップ5を紹介しておきますね。
最もよく見られた映像は、
1.ケン・ロビンソン「学校教育は創造性を殺してしまっている」
2.ジル・ボルト・テイラーのパワフルな洞察の発作
3.プラナフ・ミストリー「次なる可能性を秘めたSixthSenseテクノロジー」
4.パティ・マース(とプラナフ・ミストリー)による「第六感」デバイスのデモ
5.デイビッド・ガロ「水中の驚き」
だそうです。
「SixthSenseテクノロジー」は
なんだかすごい世界でした!