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BOOK REVIEW書評

『ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊』立花隆、佐藤優著 vol.59

こんにちは、

本日の一冊は、

『ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊』立花隆、佐藤優著

です。

 

『ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊』立花隆、佐藤優著

 

 

やや難解です。

 

 

本日はいきなり本題です。

「知の巨人」と「知の怪物」ふたりによる
必読の教養書400冊が紹介されています。

立花隆氏と佐藤優氏。

二人合わせると本代だけで
軽くひと月に30万円を超え、
蔵書数も合算すると5万冊以上になるお二人。

普通に読むと圧倒されて終わってしまいます。

何かひとつ今の自分に必要な本が
見つかればいいなぁという
スタンスで読み進めるといいと思います。

並みの選書ではありません。

 

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『ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊』(立花隆、佐藤優著/文藝春秋)

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(佐藤)驚いたのですが、モサド(イスラエル諜報特務庁)とか、
KGBとか、対外諜報庁の連中の本の読み方、
本の買い方と立花さんは一緒なんです。

(立花)以前、美智子皇后が子供たちへの絵本読み聞かせを
奨励したことがありましたよね。この読み聞かせが
脳の発達にとって非常に重要だということが、
先ほどの『プルーストとイカ』に書かれています。

(立花)リストには入れませんでしたが、この金融危機を
見るうえで一番面白いのはジョージ・ソロスの
『ソロスは警告する』(講談社)です。
彼の言ったとおりの展開が今起きています。

(佐藤)ちょっと前の『蟹工船』ブームには異議ありです。
プロレタリア文学というならば、小林多喜二より、
葉山嘉樹です。『蟹工船』はプロットが葉山の
『海に生くる人々』(岩波文庫)のパクリなんですよ。

いまだったら盗用問題になって訴訟になるかもしれない。
(略)読書リテラシーが落ちているから
こんなものが売れるんです。

(立花)日本人に欠けている最大の教養アイテムは
ゲオポリティクスだと思います。

(佐藤)東ドイツと西ドイツの関係で非常に面白いと思うのは、
レクラム文庫なんです。レクラム文庫は東西がそれぞれ
独自の編集方針にしたがって、並行して出していたんですよ。
(立花)岩波文庫のモデルになった文庫ですね。

(立花)大学の教養課程でも、「暗黒社会論」、
「悪の現象学」的なコースを設けるべき。

(佐藤)CIAではクォーター化が原則なんです。(略)
要するに、全体像をもっている人は
一人もいてはいけないんです。
一人一人は部分的な情報しか持てないようにする。
そうやって秘密を守るんです。

(立花)生命現象の本質の中に死というものがある。
生きているということはいずれ死ぬということです。
不死のものは、最初から死んでいる。

参照:
『ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊』(立花隆、佐藤優著/文藝春秋)

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166607197/withup-22/ref=nosim
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というわけで、

 

●「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ルーツを意識する。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

何がその人を支配しているのか?

というほど大げさではなくても、
どんな考え方がその人を形作っているのか
ということにはとても興味があります。

私のルーツは幼少時代に両親より
そろえたもらったポプラ社の伝記シリーズ。

いまでもその装丁を鮮明に思い出すことができます。

懐かしい^^

アルベルト・シュバイツァーにあこがれていた
自分を思い出しました。

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★ コンセプトが明確だと覚えやすい
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とある商品のコンセプトに
思わずうなってしまいました。

その言葉はスローガンとして
お店に掲げられているようですが、
魂の入った言葉は違いますね。

記憶に残りまくりです(笑)

商品やサービスに関する
コンセプトメイキングの仕事も増えているので
大変参考になりました。

デスクの前に貼っておこうと思います^^

では、次回もまたおつき合いくださいませ。

芝蘭友でした!

 

 

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