『経営センスの論理』(楠木建著/新潮社)vol.203

2013年04月19日


本日の一冊は

『経営センスの論理』(楠木建著/新潮社)です。

 

 

『経営センスの論理』(楠木建著/新潮社)



シンセシス、です。



なんというか、
脳天にグサっと突き刺さるような
そんな刺激的な言葉が欲しかった
今日この頃。

で、ついに出会いました!

って感じですね。

本への「線引き」にも
思わず力が入りました。

単純ですかね?

著者はあの大ベストセラー

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『ストーリーとしての競争戦略』(楠木建著/東洋経済新報社)

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を書いた方です。

前作が面白かった著者の本は、
やはり無条件に反応してしまいます。

特に、
第4章の「日本」の論理
は、めちゃくちゃ面白かったです!

なぜ日本は、
ポートフォリオ経営が苦手なのか?

「金融」と「事業」の考え方の
大きな違いについても書かれています。

アメリカのGEのようにポートフォリオを最適化
することがどうして苦手なのか。

いや~、実に興味深い!!

 

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『経営センスの論理』(楠木建著/新潮社)

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106105152/withup-22/ref=nosim


まずはスキルとセンスを区別して考える必要がある。
アナリシス(分析)とシンセシス(綜合)の区別といってもよい。

スキルをいくら鍛えても、優れた経営者を育てることはできない。
スーパー担当者になるだけだ。

センスは他動詞ではなく、自動詞だ。

その経営者が「何をしない」ことにしているのか。
これが経営という仕事を深く理解し、その経営者の
資質や能力、スタイル、さらには経営哲学を深く読み解く
カギだと僕は考えている。

経営には「こうしよう」しかないはずだ。

優れた経営者というのは抽象化してストーリーを理解し、
その本質を見破る能力に長けている。

イノベーションの本質は「非連続性」にある。

未来を予測したり予知する能力など必要ない。
いまそこにあるニーズと正面から向き合い、
その本質を深く考える。大きな成功を収めた
イノベーションはその点で共通している。

グローバルであろうとなかろうと、経営人材には
商売人としてのセンスが求められる。

非連続性を乗り越えていける経営人材の見極めは
多くの日本企業にとって最重要課題である。
逆にいえば、そこさえ克服すれば、次々に可能性が拓けるはずだ。

専業にこだわっている企業といえば、たとえばエアコンのダイキン工業。
もののついでにエアコンを作っているような電機メーカーでは
もはや太刀打ちできない。

戦略は「こうなるだろう」という未来予測ではない。
「こうしよう」という未来への意思が戦略だ。

数字より「筋」。これが僕の持論だ。

「この人は頭がいいな、デキるな」と感じさせる人は、
決まって思考において具体と抽象の振れ幅が大きい。

抽象度の高いレベルで本質を考え、それを具体のレベルに
降ろしたときにとるべきアクションが見えてくる。

あらゆる仕事はアウトプットを向いていなければならない。


参照:
『経営センスの論理』(楠木建著/新潮社)
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というわけで、

 


▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○   分解しただけじゃ、意味がない。
├○
└───────────────────────────────────┘

人間って、
欲張りですね。

読み終わったら、
また次回作はどんなテーマになるんだろう?
なんて期待しちゃいます。</sp an>

で、おそらくこの著者の次回作テーマは、

●戦略ストーリーにおける非合理の理
●可視性の低い価値のつくりこみ
●プロセス型からプロフェッショナル型への経営システムの転換

などでしょう。

ご自身でこのあたりのことを話すと、
すぐに各100ページ分くらいになってしまう
と書いておられましたのでね。

うーん、困った。

どれもこれも興味あります!



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