『ビジネス思考実験』(根来龍之著/日経BP社)vol.343

2016年02月23日

こんにちは、
本日の一冊は、
『ビジネス思考実験』(根来龍之著/日経BP社)です。

『ビジネス思考実験』(根来龍之著/日経BP社)

意図せざる結果、です。


前半はまるで哲学書のようでした。


後半はMBAホルダーも
経営戦略の復習ができそうな感じです。


フレームワークを
つまみ食いするような本ではなく、
うまく融合しています。


・「意味の共有」は可能か?
・原因と結果はどう結びついているか?
・なぜ「理屈」通りにいかないのか?
・何が利益率を決めるのか?
・「戦う場所」をどう線引きすべきか?
・設計はどこから始めるべきか?


などセッションが15個ほどあります。


実は先日とても頭のきれる人と
スカイプではじめて打ち合わせをしました。


瞬間で、


「この人、すごいわ」


と気づいてしまいました。


なぜなら、


質問にいっさいの無駄がないから!


です。


おそらく6個くらいの質問を
されただけですね。


それで全体像を
ほぼつかんでいましたね。


ということで、


近々その人と
リアルな場所で打ち合わせがあります。


芝蘭が寝ぼけた頭でいかないように
この本でちょっと予習復習を
したという感じです。

 


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『ビジネス思考実験』(根来龍之著/日経BP社)

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ビジネスの思考実験には、重要なポイントが3つあります。
1.どんな問いを発するか?
2.どうやって推論するか?
3.どのようにモデル化するか?

また、経営学の理論を学ぶときには、その理論が
「何を説明しようとしているのか?」を知らなければいけません。
つまり、向上させようとしている指標、改善させよう
としている変数(目的変数)が何かということを
頭に入れておくことが欠かせません。

ファイブフォース理論の場合、目的変数は「業界の平均利益率」です。</span >

分類や範囲の設定は難しい問題です。
難しい理由はいくつかありますが、
特に大事なのは「着眼点」と「抽象度」です。

概念を定義するためには言葉が必要です。

分類は価値観に支えられています。

理論というのは「繰り返し性」に注目します。
つまり、「こうすれば、こうなる」
という繰り返し性を主張するのが理論です。

時間を圧縮した分析はもっともらしいけど、
因果関係の本質を考えると、ほとんどウソです。
因果関係には必ず時間軸があるということです。

行為は目的を持っています。すなわち「意図」があるわけです。
人は将来に期待される結果を起こすために行為を行うわけです。

ドメイン設定では、抽象度の判断がとても難しい。
抽象度を上げないと機会損失は防げない。
だけど、抽象度を上げると資産分散が起こってしまう。
あるいは、機会探索の範囲が広くなりすぎる。

収益モデルを考えるときには、ライバルと異なる
コスト構造を持っているかどうかが、重要なチェックポイントです。

ビジネスでは、常に競争力を高めていかなければ、優位性を持続
することはできません。


参照:
『ビジネス思考実験』(根来龍之著/日経BP社)
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というわけで、

 


▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌──────────────────── ─────┐
├○
├○ シミュレーション済み、と答えられるようになろう。
├○
└─────────────────────────┘


意図せざる結果は6つに分類できる、
と著者は言っていました。


1.理想的なケース
2.意図した結果の一部のみが実現
3.意図せざる結果も生んだ
4.想定とは違うメカニズムが駆動していた
5.時間を経て意図せざる結果に変わった
6.意図した結果が何も起きなかった


です。

当たり前ですがこれらすべてにおいて
次の一手は変わってきます。


因果の読み解きができないと、
意図せざる結果に向かうことはできません。


ちゃんと読み解けていますか?

 

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