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BOOK REVIEW書評

『アテンション―「注目」で人を動かす7つの新戦略』(ベン・パー著/飛鳥新社)vol.344

こんにちは、

本日の一冊は、

『アテンション―「注目」で人を動かす7つの新戦略』(ベン・パー著/飛鳥新社)です。



『アテンション―「注目」で人を動かす7つの新戦略』(ベン・パー著/飛鳥新社)



トリガー、です。





「注目」が

もはや希少資源になっている!





という話です。





つまり、





「注目が働く仕組み」を解明した、

というのが本書のテーマ。





なにより、

この本の問題定義に

芝蘭は共感してしまいました。





それはなにか?



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いいものを作れば、

お客さんが来るという態度でいては、

現代社会では通用しません!



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ということ。





おっしゃる通り。





あなたは

どう思いましたか?





どうやって関心を集め、

長期の信頼につなげていくか?





これはどんなビジネスでも

基本ですね。





著者はなんと

これが処女作らしいのですが、

力のある本でした。





創業間もない

ベンチャー企業の投資に特化した

ドミネートファンドの共同創設者です。





ミュージシャンのための

ソーシャルメディア・マーケティングを

手掛けてきた人だとか。





「3つの注目」と「7つのトリガー」!





ぜひマスターしたいですね。

 

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『アテンション―「注目」で人を動かす7つの新戦略』(ベン・パー著/飛鳥新社)

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4864104565/withup-22/ref=nosim





注意が一度それると、もとに戻すのに

二三分かかる、とカリフォルニア大学

アーバイン校の研究は指摘している。



じつは、自分の名前を呼ばれると、

脳の前頭葉中央部と、側頭用の中央部から

上部がすぐさま活性化する。

鎮静状態の幼児の脳でさえ、

名前を呼ばれると自動的に反応する。



色やシンボルの視覚的手がかりとちがって、

聴覚系は周囲三六〇度の情報や脅威を探知できる。



フレーミング・トリガーは、

送りたいメッセージを相手が受け入れ

やすくなるようにアイデアの見せ方を

変えるというものだ。



「適応」の本質は、伝えたいメッセージに

対して人々がどう考え、どう反応するか

(言い換えれば、彼らの判断基準)

を理解し、その判断基準に合うように

伝え方を変えることだ。



フレーミング・トリガーで人々を

魅了するには、彼らの判断基準を通して

考えなければならない。(略)

とくに重要なのは次の三つだ。



まず、相手の受容度を確かめる。

第二に、相手の不安を理解する。

第三に、相手の文化的規範や伝統を知る。



コモディティ理論の前提は単純だ―

何かが希少になればなるほど価値が高まる。

だが、ここで重要なのは、

なぜ何かが希少になるのかだ。



破壊するとは、現状を変えることだ。



破壊トリガーは、おもに三種類の要素で

われわれの注意を惹きつける。

驚き(サプライズ)、単純さ(シンプリシティ)、

重要性(シグニフィカンス)だ。



情報を提示すればするほど説得力が増す

という誤った信念を、ぼくは

「情報性の落とし穴」と呼びたい。



人の注意を惹くための持ち時間は

十五秒か、それ以下だ。



顧客にとって何が重要で意味を持つのか

を肝に銘じておけば、

あなたの破壊は共感を呼ぶ。

しかし、メッセージが彼らの価値に

反していたら、逆の結果が生じる。



大事なのは、人が抱える短期の問題の

解決を手伝いながら、その人が向上するような

機会を長期にわたって与え続けることだ。



専門知識は特定分野への

精通と洞察で築かれるが、

評判は一貫性と個性と時間で築かれる。



サスペンスは人の注目を集める要素だが、

それに対してクリフハンガーは

人を呼び戻す要素である。





参照:

『アテンション―「注目」で人を動かす7つの新戦略』(ベン・パー著/飛鳥新社)
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!

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「15秒」に集中していこう



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さてあなたも

7つのトリガーがなにか?



と気になっているでしょう。





この本の核心となる

7つのトリガーは、





1.自動トリガー

2.フレーミング・トリガー

3.破壊トリガー

4.報酬トリガー

5.評判トリガー

6.ミステリー・トリガー

7.承認トリガー



です。



ストーリーメソッドを学んだ方は、

ミステリー・トリガーはたしかに

「注目要素」の基本だよね!



と納得するはず。





芝蘭は誰が何と言おうが、

サスペンス映画や

サスペンスドラマが好きですね。





きっと潜在意識の中で、

「自分の感情のうごめき」

を記憶しているのだと思います。





それをいつ使うか?





もちろん必要なときに、

その感情ごと取り出してくるのです。

 

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