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BOOK REVIEW書評

『必ず書ける「3つが基本」の文章術』(近藤勝重著/幻冬舎)vol.333

こんにちは、

本日の一冊は

『必ず書ける「3つが基本」の文章術』(近藤勝重著/幻冬舎)です。

 

 

『必ず書ける「3つが基本」の文章術』(近藤勝重著/幻冬舎)







骨格メモ、です。







配信が遅くなりました!

すみません。





さっそく本題にいきましょう。





文章を上手に書きたくない人など

いないと思います。





でもどんな訓練をすれば

情感豊かに人の心が動くような

文章が書けるのか?





わかるようでわからない。





私は昨今、目次にさえもついに

赤線をいれるようになりました!





ということで目次にも

たっぷりの赤線を引いた本です。





・何を書くか。3項目の骨格メモを手元に置いて書き始めてください



・余白に宿るメッセージ性



・名作に見る「空」の描き方



・日頃の比喩トレで文章力を底上げ



・「孤独」と書いても孤独は伝わらない



・読まれる文章は核心から書いてある



・真実と事実はどう違うのか





など。





目次にも気になることが

たくさん書いてありました。





独自の視点や独自の見方などを

表現したい人にはよい訓練ができる

本ではないかと思います。

 

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『必ず書ける「3つが基本」の文章術』(近藤勝重著/幻冬舎)

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あなたならではの文章は、一つの疑問から生まれます。

1.何? 2.なぜ? 3.それにしても



生き生きと動く心は言葉をはぐくんでくれます。

ですから描写の写は、心が写し取ったもの

というのがぼくの理解です。



村上氏のデビュー作で、群像新人文学賞受賞作の

『風の声を聴け』(講談社文庫)には

デレク・ハートフィールドという架空の作家の言葉を

借りるかたちでこんな文章論が出てきます。

「文章をかくという作業は、とりもなおさず

自分と自分をとりまく事物との距離を確認することである。

必要なものは感性ではなく、ものさしだ」



それより急所とも言うべき細部を具体的に描写すれば、

読み手の心象は周辺にも及び、物事全体が持つ

意味合いへの理解も早まり、深まるものです。



説明に力を入れた文章があります。しかし頭は動いても

心には何も描き出しません。



史料に盛られているものは、ファクトにすぎません。しかし、

このファクトをできるだけ多く集めなければ、真実が出てこない。

できるだけたくさんのファクトを机の上に並べて、

ジーッと見ていると、ファクトからの刺激で立ち昇ってくる

気体のようなもの、それが真実だと思います。

(司馬遼太郎)



写真と写生の違いに通じるところです。写真はそのままですが、

写生はそのままには描きません。

いらないものはカットしたりするものです。



ある時、そういう質問にはこんな考え方ができるな、

と気づいたのです。

新聞は「人間の問題」、週刊誌は「問題の人間」。





参照:

『必ず書ける「3つが基本」の文章術』(近藤勝重著/幻冬舎)
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!

┌─────────────────────────┐

├○

├○  ファクトだけでは感動できない。

├○

└─────────────────────────┘





いまの時代を生きている人は、

作家ではなくとも、





書くことから

逃れられる人はいないでしょう。





日々、訓練!</span >





しかないのでしょうね。






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