『ファシリテーション入門』(堀公俊著/日経文庫) vol.27

2009年05月29日


こんにちは、

本日の一冊は、『ファシリテーション入門』堀公俊著

です。

 

『ファシリテーション入門』堀公俊著

 

4つの輪の謎が、やっと解けました。

 

 


ずっと疑問に思っていることがありました。

プロジェクトでよく打ち合わせをするメンバーが
私を含め4名いるのですが、打ち合わせのあと、
資料としてあげてくる成果物が見事に違うのです。

誰に言われたわけでもないのに、
絶対に資料がかぶらない!

当然、そういったわけでサクサクと
進んでいくわけですが不思議だな~と感じていました。


で、ついにその謎が解けたわけです。

———————————————————–

『ファシリテーション入門』(堀公俊/日経文庫)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532110262/withup-22/ref=nosim

———————————————————–

また、地味なタイトルですが、
ここにその謎をとく鍵がありました。

いわば思考体系の違いです。

やり手の某社長は、いつも見事なロジックツリーを
斬ってきます(書いてきますの意)。

意思決定における特性要因をおさえた
ロジックツリーが見事!

次に、IT系の方々と仕事をしている社長ですが、
彼女は見事なフロー図を斬ってきます。

システム図やプロセスマップといつも
向き合っているからでしょうか。

スケジュールの流れが一目瞭然。

プロセスのどこに力を入れれば、最大の効果が
発揮できるかが可視化できています。


さらに、プロジェクトの中で唯一の男性は、
集合図(ベン図)、ピラミッドチャートを
斬るのが非常にうまい!


何が近い概念で、何がかぶっていて、どれが違うのか?

サークル型の円交差図がいつも私の
思考を刺激します。

なぜなら、私はブランディングを主軸に
表現戦略を考えるのが仕事なので、
その交差具合、つまりポジショニングが
妙に気になるわけです(笑)

というわけで、
私は軸をどのようにきればいいかなと
ワクワク考えているマトリクス型です。


思わぬところで見つけた「問題解決ツール」の
基本パターン図をみて、
それぞれの顔が浮かんできたのです。


だから、かぶらないのだ!と(笑)

———————————————————–

『ファシリテーション入門』(堀公俊/日経文庫)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532110262/withup-22/ref=nosim

———————————————————–

またもや地味なタイトルですが、これは5行目を読んだだけで
買ってよかったなと思える本です。

経営学の知識はもちろん、
対人関係、思考系の深いスキルが要求される時代。

意思決定法、コーチング、ポジショニング、組織論、
コミュニケーション論、自己表現学が盛り込んであるのに
内容が充実しているのはすごいと思います。

人の上に立ち指導する立場にある方はもちろん、
リーダーシップ、マネジメント、ファシリテーションの
立ち位置の違いを明確にしておきたい方にも
ぜひ一読をおすすめいたします。

 


———————————————————–
『ファシリテーション入門』(堀公俊/日経文庫)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532110262/withup-22/ref=nosim

 

「ファシリテーション」は、問題解決や合意形成を
促進する技術としてアメリカで生まれました。

集団による問題解決、アイデア創造、合意形成、教育・学習、
変革、自己表現・成長など、あらゆる知的創造活動を
支援し促進していく働きがファシリテーションです。

ファシリテーターは、コンテンツはメンバーに任せ、
プロセスのみにイニシアティブを発揮します。
いわば黒子(演出家)的なリーダーです。

意外なのは、戦略が優れていて納得性が低い場合より、
戦略が多少まずくても、メンバーの納得性が高い方が、
成功確率が高いのです。

ファシリテーションの六つのタイプ
1.問題解決型
2.合意形成型
3.教育研修型
4.体験学習型
5.自己表現型
6.自己変革型

一般的には、5人、20人、100人、500人といった
単位でチームの質が変化するといわれており、
「最小多様性」の原理にのっとって、できるだけ少ない人数で
最大の知恵を集めるようにします。

意思決定をするリーダーと、進行をつかさどるファシリテーターは
分けて運営するのが基本です。

(略)因果のつながりを取り違える「見せかけの因果」
「因果の逆転」「第三の因子」などがあります。

ときどき誤解をする人がいますが、対立は解消しなければ
なりませんが、ギャップは解消する必要はありません。

 

参照:『ファシリテーション入門』(堀公俊/日経文庫)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532110262/withup-22/ref=nosim
———————————————————–

 


というわけで、

 


●「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ファシリテーションは、現代の帝王学。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

すっかり、5行目に打ちのめされました。

 ↓

~~~~~~~~~~~~~

課題は、「経営が逼迫するながでコストのかさむ顧客の要望に
どうやって応えるか」というもので、双方が満足する解決策を
チームで話し合って見つける演習です。
それに対して、さも当然のように

「要望の内容をアンケートで確かめる」
「顧客と企業の話し合いの場を持つ」
「顧客の声を盾に社長を説得する」

という珍回答が続出したのです。

~~~~~~~~~~~~~


と。

「珍回答」というのはなんともすごい言い方ですね。

そのあと、なにが悪いのだろうか?と思った人は、
集中治療を受ける必要があると続きます。

この部分を読んで、クスッと笑うか、
ドキッとするか2パターンに分かれるはずです。

自信がないと、ここまで書けないですよね。
この本も16刷。地味にしっかりと売れているようです。

 

コメントは受け付けていません。