『新しい市場のつくりかた』(三宅秀道著/東洋経済新報社)vol.236

2013年12月13日

こんにちは、

本日の一冊は

『新しい市場のつくりかた』(三宅秀道著/東洋経済新報社)です。

 

『新しい市場のつくりかた』(三宅秀道著/東洋経済新報社)

 

 

はせる、です。

 

 

また、高揚感が襲ってきました。

この著者、怒っています!
だから、よいのです!

今年中にこの本に出合えてよかった。

私は最近、商品開発にたずさわることも
増えてきました。

そんなコンサルメニューをあげてはいないのですが、
流れでそういうことになったりします。

で、そんな私に刺激を与えてくれたのが
今日の本だというわけです。

・なぜ、エジソンがウォシュレットをつくれなかったのか?
・なぜ、定食屋の大戸屋が一階にないのか?
・「発見」と「発明」はどう違うのか?
・「工芸」が「工業」に変わるためには、まず何が必要か?

どうでしょう。

すぐに答えられますか?

たい焼きの事例あり、
ハーレーダビッドソンの事例あり、
新しい概念の水着事例あり、
阪急東宝グループを築きあげた小林一三の事例あり。

まあ、ほんとに事例が豊富!

この概念がわかってないと、
投資額が大きい会社ほど痛い目にあいますね。

新進気悦の経営学者!

これからウォッチしなければ~
という著者に出会っちゃいました。

 

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『新しい市場のつくりかた』(三宅秀道著/東洋経済新報社)

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まず一言でいうと、新しい市場をつくるのは、新しい暮らし方、
つまり文化であって新しい技術ではありません。

新しい市場をつくるまでには四つのハードルがあります。

これに対して既存のしあわせのイメージはそのままで、それをより
コストパフォーマンス良く実現するのが、技術開発です。

しかし、いろんな暮らし方が可能になったら、私たちは新しい難問を
抱え込むことになります。「どのような暮らし方がしあわせなのか?」
を決めなければならなくなるということです。

私たちはもっと、自分たちが気づけていない問題に思いを
馳せるべきではないでしょうか?

技術は確かに機能を支えはしますが、「機能=価値」ではありません。
価値を支えるのは、違う要因です。

価値とは、文化的な現象なのです。

私たちは問題そのものは発見の対象で、それを解決する手段こそが
発明の対象と思っていることがままあります。しかし、それは錯覚なのです。
実は、それを問題と思う意識自体が人間による発明なのです。
つまり、問題とは発明されるべき対象です。

現在のところ、プールに入るときに、男女とも水泳帽をかぶるのが
一般的という風習は、実は世界でまだ日本にしかありません。

モノをつくるうえで、一番最初に何が行われるかというと、概念設計です。
こんなものがあればいいなあ、というような商品のコンセプトを固める、
商品のねらいを決めるということです。

つまり、生活という行為自体が一つのものづくり、製品開発であるわけです。

私たちが豊かになってついに最後に消費するようになったのは、
商品の持つシンボル性、連想されるドラマ、物語の価値なのです。

「商品企画」の戦略とは、つまりは新企画で社会を変えるくらいの
行為のことです。そのことはつまり、いっそ新しい社会をつくる、
それだけのビジョンを持っておく、ということです。

優しくなくては、新しい市場はつくれません。

参照:
『新しい市場のつくりかた』(三宅秀道著/東洋経済新報社)
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というわけで、

 


▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○   「文化」を制する者が勝者となる。
├○
└───────────────────────────────────┘

著者の最後のスライドの一枚は、
いつも決まっているようです。

「知らない人と最後に友達になったのはいつですか?」

と。

著者が言いたいニュアンスって
なんとなくわかりますよね?

ちなみに、私はですね
3日前です。

日頃は沖縄在住の経営者の方です。

出会いも奇跡的なら、
仲良くなるきっかけがまた衝撃的でした!

相手の当たり前が、
こちらの当たり前ではない。

逆もしかり。

この感覚が超大事!

 

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