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BOOK REVIEW書評

『シェアライフ 新しい社会の新しい生き方』(石山 アンジュ著/クロスメディア・パブリッシング)vol.493

本日の一冊は、『シェアライフ 新しい社会の新しい生き方』(石山 アンジュ著/クロスメディア・パブリッシング)です。

CtoCです。

なんとなく目について、
買ってしまいました。

シェア
組織→個人の時代へ
つながり
信頼

というあたりは、

すでに時代をとらえている人には、
当たり前のキーワード
であると思います。

この本の中で、
ひとつ時代の言葉を学習しました。

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『シェアライフ 新しい社会の新しい生き方』
(石山 アンジュ著/クロスメディア・パブリッシング)
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シェアの時代の到来には、
社会全体で「組織」から「個人」
へのパワーシフトが起きている
ことが大きく影響しています。

しかし、お金の価値そのものが
揺らぎ始めている今の時代において、
「豊かな人」のロールモデルは、
「内面的にも満足し、他者との
つながりをもって信頼を
得ている人」になっていきます。

幸せは、つながりからしか生まれない。

江戸時代には、この共生の
精神のもと「結(ゆい)」という
相互扶助が成り立ち、農作業や
雪かきなど、無償で労力を提供
し合って共同体を維持していました。

つながりが、お金や社会的ステータス
のような、これまで個人の資産と
されてきた資本と同じ価値をもつ
時代が来たのです。私はこれを
「つながり資本」と呼んでいます。

シェアハウスもコワーキングスペース
も同じです。これまでは単に消費して
終わりだったサービスが、人との
つながりが個人にストック
されていく場になる。
「お客さまは友達」-まるでそんな感覚。

月額4万円で、登録されている
全国の家に自分の家のように
住むことができる「ADDress」という
サービスも登場しました。

その中で、今注目されているのが
「関係人口」という考え方です。
関係人口とは、移住してくる
「定住人口」でもなく、観光に来た
「交流人口」でもない、地域や地域の
人々と多様に関わる人々のこと。

「平日は東京にいるけれど、
週末は釜石市に帰ってくる」というような、
第二町民、第二市民的な考え方です。

つまり、老後に向けて貯めていく
ものはお金ではなく、つながりです。

シェアが提示するのは、
「誰もが先生であり、誰もが生徒である」
新しい学びの形です。

「公助」の機能にも限界がきています。
これまでと同じように、公共インフラや
サービスを維持していく財源がないのです。

韓国のソウル市は、世界の中でも
いち早くシェアリングシティ
となった都市です。

まずは、「自分が他者と境界線を
引いている部分はどこにあるか?」
「自分は普段どのように信頼するのだろうか?
どんな要素があれば、信頼できるのか?」
ということを改めて見直して
みることが第一歩です。

参照:
『シェアライフ 新しい社会の新しい生き方』
(石山 アンジュ著/クロスメディア・パブリッシング)
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というわけで、

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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真のつながり、持っていますか?
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つながり、大事ですね。

芝蘭はもともと
かなりの人見知りですので、
お友達、少ないのです。

誰も信じてくれませんが、
本当です。

でも今年は新たなつながりが
でき始めており、
かなり楽しみです。

編集後記に続く。

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