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BOOK REVIEW書評

『成功はすべてコンセプトから始まる』(木谷哲夫著/ダイヤモンド社)vol.294

こんにちは、

本日の一冊は、

『成功はすべてコンセプトから始まる』(木谷哲夫著/ダイヤモンド社)です。



『成功はすべてコンセプトから始まる』(木谷哲夫著/ダイヤモンド社)



立案力、です。





単なる

「思いつき」と、

「コンセプト」の違いって何でしょう?





いまの時代、

最も求められている能力が、

「コンセプト立案力」かもしれません。





どんな素晴らしいアイデアを持っていても、

それが「コンセプト」になっていない限り、

動き出さないのです。





とくに私のメルマガを読んでくださっている方には、

必須と言える本でしょう。





キャッチコピーとか宣伝文句

という話ではありません。





コンセプトとはなんぞや?





これからの時代は、

「コンセプトを制する者がビジネスを制する」

と言えるかもしれません。





部下から

「まともな企画があがってこない!」

と嘆く前にこの本を買って

プレゼントしたらいかがでしょうか?





1冊1500円。

10冊かって10人に配っても

たったの1万5000円!





本は本当に安い投資ですね。





これで部下から

100万ドルの企画が上がってきたら

なんとも安いものですよ。





コンセプトは、

キャッチコピーとは違います。





間違えないようにしたいですね!

 

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『成功はすべてコンセプトから始まる』(木谷哲夫著/ダイヤモンド社)

<Amazonで購入>

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478021570/withup-22/ref=nosim





達成できるまではいろいろ困難があるかも知れないけど、

何とか頑張ってみよう。そういう気持ちにさせる、

将来のあるべき姿が「コンセプト」です。



とりわけ新規事業において、いま最も必要となっているのは

「コンセプト立案力」です。



ステップ1 コンセプトの持つパワーを理解する

ステップ2 アイデアをつくる

ステップ3 持続できる将来像を描く

ステップ4 人に伝える、人を巻き込む



良いコンセプトは、優先順位をはっきりさせるのです。

だからこそ、すべての意思決定の指針となるわけです。



「つくる」ほうは、未来のあるべき姿を描くため、

全体感をつかむことと直観力が求められます。

何よりも、関心があるか、興味があるかが起点であり、

好き・嫌い、楽しい・楽しくないといった点が評価軸となります。



企業のリーダーシップ研修でよく使われる

イシュトバン・バンニャイの絵本『ZOOM』(ブッキング)

では、ミクロな視点から鳥瞰へ視野が広がっていく

様子が描かれています。



突き詰めて言うと、ビジネスモデルとは

「どうやっておカネを回すか」ということです。



次に、「何を熱狂的に支持してくれたのか」を突き詰めることです。

つまり、「提供価値の本質は何か」を理解することです。



製品ではなく、コンセプトで語ることが必要になります。



この一行コンセプトは、事業の全体感を伝えるものです。

宣伝文句やキャッチフレーズとは違います。



コンセプトを持っていることと、言葉にできる能力は別なのです。







参照:

『成功はすべてコンセプトから始まる』(木谷哲夫著/ダイヤモンド社)
<Amazonで購入>

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478021570/withup-22/ref=nosim

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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!

┌───────────────────────────────────┐

├○

├○    そこに「未来」が映し出されているか?

├○

└───────────────────────────────────┘





プロジェクトの「コンセプト」が

明確に言い表せなくて苦しんだことがあります。





打ち合わせに向かう際、

駅の階段を駆け上っていると、

コンセプトが降りてきたのです!





開始10分前でした。





本当はきれいな用紙に書いて

会議に出たかったのですが、

なにしろ階段を駆け上がっているときに

言葉になりましたので、





ノートに手書きで、プレゼンしました(汗





でも、それが将来像を映し出す

「コンセプト」であれば

賛成案をいただけるわけです。





ほっとしました。





参考:企業のリーダーシップ研修でよく使われる

『ZOOM 』(イシュトバン・バンニャイ著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4835441745/withup-22/ref=nosim

 

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