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BOOK REVIEW書評

『年間報酬3000万円超えが10年続く 独立系コンサルタントの成功戦略』(和仁達也著/かんき出版)vol.520

本日の一冊は、『年間報酬3000万円超えが10年続く 独立系コンサルタントの成功戦略』(和仁達也著/かんき出版)です。

集大成です。

ごつい本でした。
読み応えがありましたね。

ご存知の方も多いと思います。
ビジョナリー・パートナーの
和仁達也さんの新刊です。

コンサルタントシリーズは
たくさん出されていますが、
本当に集大成!

という感じがしました。

あり方が本当に
しっかり確立されている
経営コンサルタントだなと思います。

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『年間報酬3000万円超えが10年続く
独立系コンサルタントの成功戦略』
(和仁達也著/かんき出版)vol.520
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たとえ今まで勤めていたのが
コンサルティング会社ではないにしても、
会社で培った人脈を利用したいときは、
事前に会社側に伝えておくべきです。

僕は、自己紹介の場は、
自分を覚えてもらう場だと考えていません。
「この人は私に必要だ!」と
聞き手に思ってもらう場なのです。

和仁メソッド9
「社長のお困りごとトップ3」
1.会社のお金の流れが漠然としていて、
 先の見通しが立たない
2.社長と社員の立場の違いが
 生む危機感のズレ
3.次のビジョンが見えない

自分をずっと必要として
もらうためには、より深く
その会社に入り込んでいかなくてはならない。
そう考えて、現場の社員との
接点も増やすことを考えたのです。

その4つの柱は、
「ミッション」「セルフイメージ」
「カンパニースピリッツ」「ビジョン」。
これが、僕が独立前に確立した
和仁メソッド17「ビジョナリープラン」です。

コンサルタントに求められているのは
クライアントが問題を解決できるよう
サポートする能力であり、
専門知識ではないという点を忘れないように。

僕なら、まず新規事業を
立ち上げたい理由を聞きます。
すると、実は不安な気持ちから
新規事業を考えている場合もあります。

ITスキルやマーケティング、
会計・財務、商品開発など、専門分野に
詳しければ武器になると普通は思います。

そのスキルや知識の賞味期限は
どれくらいだと思いますか?
5年?10年?いいえ、1年です。

陳腐化しないために僕がしているのは、
「常にクライアントから多方面に
相談される状況を保つ」こと。
それだけです。

そうやって、クライアントに合わせて
妥協しないでいられるのは、
「あり方」がしっかりしているから。

そこで、相手のお困りごとと
自分が伝えたいことを結びつけて
書くのが理想的です。

ちなみに、「どういう基準で
学びに行く先を決めるのか?」と
よく尋ねられるのですが、
僕には3つの基準があります。

それは①高額なもの優先
(お金よりも魅力的な参加者との
出会いに価値があるから)、
②その分野の第一人者、
③単なる知識や情報の収集ではなく、
自分のお困りごとの解決策が
得られる、の3つです。

僕は、商品とは、ミッションに
もとづいて提供したい価値を、
対象ごとに最適な形にして
届ける手段だと考えています。

どんな環境に身を置いているかによって、
自分に入ってくる情報は決まります。
どこのコミュニティにも属していないと、
業界の最新情報が入って
きづらい状況になります。

絆をつくるためには、その場に集う人たち
のメリットを最優先して考えましょう。

そのためにも、自分は何で
貢献できるのかを考えること。

参照:
『年間報酬3000万円超えが10年続く
独立系コンサルタントの成功戦略』
(和仁達也著/かんき出版)vol.520
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というわけで、

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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自分起点ではなく、お困りごと起点か?
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ついつい、
自分には何ができるか?
と考えてしまいますよね。

自己紹介でも失敗している人の
パターンはここにある、
と思います。

お困りごと、
改めてまわりを見直してみると、
大きな発見があるかもしれません。

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