『人は話し方が9割』(永松茂久著/すばる舎)vol.585
スキルよりメンタル、です。
よく書店で
目にする本でしたが、
読んでいなかったのです。
とくに芝蘭は
ご存知の通り天邪鬼なので、
どかーん!と
これ見よがしに
積まれているとなんとなく
逆に手が伸びずで。
ですが、
読みました。
2020年上半期、
一番売れた会話の本です。
話し方は、
スキルではなくメンタルだって!
納得です。
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(永松茂久著/すばる舎)vol.585
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https://amzn.to/3oH1Nth話し方1つで、あなたの未来は
大きく変わります。そして
その分岐点は、大きな舞台ではなく、
日常のささいな部分でどんな風に
話すのか、で決まるのです。彼らの姿を目にしながら
わかったこと。それは、
ほとんどの人が、話すのが苦手なのではなく、
話せるというメンタル状態に
持っていくことが苦手なだけ。何を言ってもうなずいてもらえると、
安心するからです。そして、
その安心感が話す力を引き出します。「人をほめること」
「感動した話をすること」
「今の現状を良くしていこうとすること」。
これらはすべてプラストークです。
明るい言葉が明るい空気を作っていきます。私の好きな言葉に、
「微差が大差になる」があります。「人は誰もが自分のことが
一番大切であり、自分に
一番興味がある生き物である」「本来、誰もが自分のことを
認めてほしいし、自分のことを
わかってほしいと熱望している」「人は自分のことをわかって
くれる人のことを好きになる」「話し方において一番大切なことは、
聞くことである」ということです。うまくいっている人は、
話すことではなく、まず聞くこと
によって相手の心の扉を開いているのです。「拡張話法」には順番があります。
感嘆→反復→共感→称賛→質問
です。「正しい話」ではなく
「好かれる話」をする。それが
「また会いたい」と思われる人になる
一番のキーポイントとなります。好かれる人は、トークに
「あなた」が多いことに
気がつくと思いますよ。では、どんな話題を持ち出すと、
誰も傷つけることなく
話が盛り上がるのでしょうか?
「食べ物」「出身地」「ペット」
この3つです。コミュニケーションにおいて、
最も重要なことは、
「好かれる前に、まず嫌われないこと」です。
人の感情は、快と不快の2つしかありません。口から出るということは、
その人が頭の中で考えているから
出るのです。オレンジをいくら
絞ってもオレンジしか出ないように、
心の中にない言葉は口からは
出てこないのです。言葉のクセは、「人格のクセ」です。
知らないうちに「ネガティブな人」
という印象を持たれないよう、
日頃の言葉遣いに気をつけてください。「私のせいで佐藤課長に
言いづらいことを言わせてしまいました。
申し訳ありませんでした。
大変勉強になりました。
ありがとうございます」
ポイントは「謝罪」と同時に
「感謝」を伝えることです。意識は言葉を変え、
言葉は行動を変えていく。「安心」からいい会話が生まれるのです。
参照:
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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メンタル大丈夫ですか?
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著者の好きな言葉、
「微差が大差になる」。
なんだか深いな~と
思いました。
そうなんですよね。
そこを超えてきた人は、
見ている景色が他の人と
違うのだろうと思います。