『エクスポネンシャル思考』(齋藤 和紀 著/大和書房)vol.466
本日の一冊は、
『エクスポネンシャル思考』(齋藤 和紀 著/大和書房)
です。
エクスポネンシャル、です。
エクスポネンシャル、
なんだか舌をかみそうですね(笑)
イノベーションは、
どのように起こるのか?
興味がない人はいないと思います。
すごい技術から
イノベーションが
起こるわけではありません。
これ、意外に見落としている
人が多いのではないでしょうか?
正解は引用部分に書いているので、
しっかり読んで、
頭に叩き込んでくださいね。
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『エクスポネンシャル思考』(齋藤 和紀 著/大和書房)vol.466
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キーワードが「エクスポネンシャル
(Exponential)」です。エクスポネンシャルとは直訳すると、
倍々に進んでいく「指数関数的」
という意味です。(略)エクスポネンシャルなスピードが
ビジネスに及ぼすインパクトが通過する
ポイントとして、6つのポイント(6Ds)
を挙げ、モデル化して説明しています。それはすなわち、
Digitalization(デジタル化)、
Deception(潜行)、Disruption(破壊)、
Demonetization(非収益化)、
Dematerialization(非物質化)、
Democratization(大衆化)です。全体として追うことができているか、
理解しているか、というのは将来を
考えるにあたってとても重要なポイントです。このエクスポネンシャル・テクノロジーを
俯瞰してみると、さまざまなものが
見えてくるからです。遺伝子の情報は、就職面接時の
適性検査や能力開発のために
企業の人事によって使われるようになります。また、膨大な量の遺伝子の情報は、
医療の進歩を加速させます。
遺伝子情報は国家レベルで集められ、
管理され、統計的に使用するべきでしょう。世界中で売られているドローンの
大半が中国で作られているのですが、
必要な部品はプロペラとモーターを除けば、
ほぼスマートフォンと同じです。そして、世界中で売られている
ドローンの制御システムもまた、
中国が世界で最も進んでおり、
市場を押さえているのです。考えてみれば、ANAが10年後も
航空会社である必要はありません。
飛行機で移動するのと全く同じ価値が
アバターで提供できるならば、
それを提供するテクノロジー会社に
なっていてもおかしくないでしょう。オペレーティングシステムの品質が
システム全体の出来を決めるように、
企業の経営陣やビジネスパーソンが
これからの時代を生きるにあたって、
エクスポネンシャル・テクノロジー
俯瞰力は必須の教養なのです。イノベーションは「すごい技術」からは
起こりません。技術の価格が劇的に下がり
誰でも使えるようになるポイントに
イノベーションが起きるのです。そもそも、かなり近い将来に、
起業やイノベーションという言葉は
特別なものですらなくなります。
なぜならその観念自体が、
社会の本質と同化して、
当然すぎるものになるからです。巨大資本はさらに巨大になり、
そして、もう一方で効率性とは
逆の多様性という名の非効率性の
価値が上がります。つまり、非効率性を追求することも
生存確率を上げることになります。参照:
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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インパクトを読み解いているか?
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「あなたはエクスポネンシャル思考ですか?」
と聞かれたときに、
外的な環境変動要因として、
テクノロジーのもたらすインパクト
を考えている
という方は、
エクスポネンシャル思考である、
といえるわけですね。
第4章以降、キャリアについても
書かれているのでしっかり
読んでおくと参考になります。