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BOOK REVIEW書評

『「テンパらない」技術』(西多昌規著/PHP研究所)vol.168

こんにちは、

本日の一冊は

『「テンパらない」技術』(西多昌規著/PHP研究所)です。

 

『「テンパらない」技術』(西多昌規著/PHP研究所)

 

 

聴牌(テンパイ)、です。

 

 

しっかり熟睡できていますか?

ほんとに、
寝不足はダメです。
ろくなことがありません。

とは、母の口癖。

寝苦しい夜が続くと、
なかなか質の良い睡眠も取りづらいですね。

でも、寝不足は
テンパりを連れてきますから要注意!

 

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『「テンパらない」技術』(西多昌規著/PHP研究所)

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ものの見方や考え方が偏ったり、他人の意見が耳に入らなく
なってきたりするときは、「テンパる」準備状態とも言えるのです。

恐怖や嫌悪感といったネガティブな感情を取り仕切っているのは、
脳の「扁桃体」という部分です。

動物実験でサルの扁桃体を切除すると、そのサルは恐怖を
まったく感じません。毒ヘビなど自分の天敵にヒョコヒョコ
と近づいていってしまいます。

前頭葉は、人間らしさを特徴付ける高度な脳機能に
関係しています。高度な判断、倫理・道徳観、論理的な思考、
感情のコントロールなどです。

注意の成分としては、以下の四つに分けられると考えられています。
1、一定の時間、注意を保つ
2、複数のことに目配りできる
3、情報を見極められる
4、必要に応じて、注意を向けるターゲットを変えることができる

古代ギリシャの著述家プルタコニクスは、著書『怒らないことについて』
の中で、こう記しています。
「泰然自若としていること、それが無理なら
静かなところに逃れてそこで休むこと」

「テンパり」は伝染すると言いましたが、
落ち着きも伝染する要素を持っています。

寝不足は、人を「テンパらせる」いちばん生理的に
ダイレクトな要因です。

予想外のことが起こった危機的状況のときこそ、
人間性を問われるタイミングだと思います。

「テンパらない」コツの一つとして、「思いこみ」ではなく、
「仮説」という思考のスタイルを取り入れることを、
おすすめしたいと思います。

「仮説」は、たえず修正を必要とします。
ある結果を元にして、「やっぱりちょっと違うな」と
考え直すことができるのが、「仮説」の特徴とも言えます。

「テンパっている」ときは、相手の目を見すぎているか、
視線を外しすぎているか、どちらかに偏っていることが考えられます。

相手の「テンパった」気持ちをやわらかくほぐすには、
位置取りも大切であることも知っておきましょう。

参照:
『「テンパらない」技術』(西多昌規 著/PHP研究所)

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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○  仮説思考がメンタルを救う。
├○
└───────────────────────────────────┘

思い込み、常識、前例、
先入観、固定観念。

自分の考えがかたくなってしまう
要素ですね。

心がのびのびとした人って、
たしかにこれらと対極にいる気がします!

 

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