SCROLL

BOOK REVIEW書評

『ビジネススキル・イノベーション』(横田 尚哉著/プレジデント社)vol.169

本日の一冊は

『ビジネススキル・イノベーション』

(横田 尚哉著/プレジデント社)です。

 

『ビジネススキル・イノベーション』(横田 尚哉著/プレジデント社)

 

 

0.5秒、です。

 

この人なら
どんな難問も
解決してくれるのではないか?

そう思える人って
そんなに多くないです。

そんな私が唯一、
「男も惚れる男。私がそう言っていたと伝えてよいです」
と言えた人物。

それが今日の本の著者です。

情熱大陸(TBS系)にも出演した
「顧客サービスを最大化させる経営コンサルタント」
横田尚哉氏。

私は経営大学院でおおよそのフレームワークは
学んできたつもりですが、
本の中に見たこともないような
フレームワークが多々あってびっくり!

3冊分くらいある内容を1冊に
まとめちゃってていいのかな?
なんて思ったくらいです。

すべて著者の実践現場から生まれたものだ
ということがよくわかります。

私は本だけは家が傾くくらい読んでいますので、
オリジナルか源流がどこにあるかは
すぐにわかります。

「カタチにとらわれるな、本質をとらえろ」
というメッセージの発信も共感できますね!

カタチにとらわれているとね、
いくら時間があっても足りないわけですよ。

 

————————————————————————
『ビジネススキル・イノベーション』(横田 尚哉著/プレジデント社)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483345047X/withup-22/ref=nosim

時間ロス=遭遇確率×発現確率×影響度+不測

目の前の仕事をやるべきか、捨てるべきか。
その判断をするときは、「誰を満足させるためか」
を意識する必要があるでしょう。

注意したいのは「伝達」より「変換」です。

変換ミスを防ぐために意識してほしいことが一つあります。
それはコミュニケーションに形容詞を使わないことです。

仕事の細分化には、二通りのやり方があります。
タスクごとに分割するか、ロットを縮小するかのどちらかです。

不毛な会議をなくすには、個別の会議で必要/不要を判断するのではなく、
組織で行われる会議全体をデザインする発想が求められます。

アジェンダの設定には工夫が必要です。
「○○について」だけでは焦点がぼやけます。
書き方は、<<○○について、△△を~する>>を基本とします。
たとえば「ロゴデザインについて」ではなく、
<<ロゴデザインについて、採用案を決定する>>とすれば、
会議の目的が明確になります。

モラルは、私たちが目指すべき中心点です。中心に近ければ
モラルが高く、同心円状に離れていくほどモラルは低くなります。

ルールは、モラルからこれ以上離れてはいけないという
限界を示す境界線です。

リスクを上手にマネジメントするには、知性を磨く一方で、
感性を研ぎ澄ませる必要があります。

リスク感性を磨くためのとっておきの方法をお伝えしましょう。
ランチを食べにお店に入ったら、注文するメニューを
0.5秒で決める。これだけです。

0.5秒は、人が歩くときに一歩に費やす時間です。

正確性が高い情報とは、バラツキの少ない情報です。

自分がまわりに提供できるファンクションを持っていれば、
自然に人は集まってきます。

「Value(価値)=Output(成果)/Input(リソース)」

貴重な時間を投資することでしか、差別化要因となる
経験は入手できないのです。

社員が知識や経験をもっているのに創造性が
発揮されていない組織は、環境、道具・技術、動機のうちの
どこかが手薄になっている可能性が高いのです。

目標設定において大切なのは、
トレンド思考ではなくゼロベース思考です。

参照:
『ビジネススキル・イノベーション』(横田 尚哉著/プレジデント社)
<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483345047X/withup-22/ref=nosim
————————————————————————

 

というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○  すでにそれが「答え」では?
├○
└───────────────────────────────────┘

私は感性や直感というものが
ビジネスにも有効であると思っています。

経営大学院の在学時には、
「芝蘭さんの右脳は極大化しているね~」
と言われ、
ほめ言葉だと受け取って非常に喜んだものです!

沈みゆく船に乗っていて、
データ分析や船の設計図を見て
どっちに逃げるか決めますか?

そんなことしている間に
死んじゃいますよ。

私は自分の感性を信じます!

 

芝蘭友の書評メルマガご登録はこちらから

CONTACT

お問い合わせ