『外資系コンサルのスライド作成術 作例集』(山口周著/東洋経済新報社)vol.300
こんにちは、
本日の一冊は、
『外資系コンサルのスライド作成術 作例集』(山口周著/東洋経済新報社)です。
座標軸、です。
いつの間にか、
300号になっていました!
毎週、金曜日配信をしていましたが、
4月より以前にお伝えしていた通り
火曜日配信となります。
週末に、
まとめて本を読むことが多く
なってきました。
その臨場感を早く伝えようとすると、
金曜日ではなく火曜日がいいかという
感じになりました。
さて金曜日最後の配信も
どうぞよろしくお願いいたします。
今日の本は、
昨日のデイリーメールマガジンでも
おすすめしたものです。
私は昨今、何度か続けて
山口周さんの本を取り上げました。
昨今、際立って私に刺激を与えてくれている
著者の新刊です。
哲学の香りがする。
音楽の香りがする。
科学の香りがする。
スライド作成術にそんな世界観が
出せるのは、やはり山口周さん
しかいないのでしょうね。
スライドの勝敗は、座標をどう取るか?
です。
縦軸と横軸に何を置くか?
経営大学院時代には、
現役コンサルタントの教授たちの
切れ味鋭い「座標軸」に何度も
うなったものです。
実際にビジネスの現場で使われた
本物のスライドというのが、
また勉強になります。
これは大型本なのですが、
「写経」ならぬ「写スライド」な感じでしょうか?
・システム導入の検討
・人員体制の見直し
・収益改善の検討
・新規事業進出
・収益分配構造の検討
など、参考になるスライドがたくさんあります。
座標軸をばしっとおさえている
スライドを見ると、
本当に気持ちがいいです!
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『外資系コンサルのスライド作成術 作例集』(山口周著/東洋経済新報社)<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492557598/withup-22/ref=nosim一枚のスライドに同じ言葉が2回以上使われている場合、
そのスライドには改善の余地があります。二次元ルールというのは、スライドには二次元(平面)の
構造しか持ち込まないとことで、裏返しにいえば三次元の
構造を用いないというルールのことです。両方のグラフには、1つ左側の面積図からどの領域がどれくらい
削減しているのかがわかるよう点線が記されています。
これが“残像”です。“残像”を用いることで、時系列での変化が、
よりわかりやすくなっています。スライドでは、市場規模の大きさから見て各事業機会について
どの程度のシェアを取れば売上高10億円を達成できるのかが
示されています。スライドは究極的に、人の心を動かし、行動を変化せしめ、
企業の活動にインパクトをもたらすことで社会をよりよい
方向へ改革していくために存在します。スパンオブコントロールとは、1人の管理職についている
部下の数のことです。さて、このピクトグラムですが、実は日本人によって
開発されたのをご存知でしたか?縦軸と横軸というのはつまり座標軸のことですが、
座標はもともとデカルトが代数と幾何を統合しようとして
生み出したもので、その根底には絶対時間、絶対空間という
非常に西洋的な思想があります。じゃあ、音の長さはどうやって決めるのかというと、極論すれば
それは演奏者が感じる「間」が決めるのです。だから尺八では、
文脈を理解していない演奏者だと同じ楽譜でも大きく演奏が
異なることになります。参照:
『外資系コンサルのスライド作成術 作例集』(山口周著/東洋経済新報社)
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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├○
├○ いま一度、自分の座標軸を確かめてみよう。
├○
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「世界を変えた視覚表現のコラム」が
ところどころにあるのです。
これがすごく面白い!
そこに出てきている人物は、
ナイチンゲール、ガリレオ・ガリレイや
元素周期表を考案したメンデレーエフなど。
個人的には、
「五線紙」のコラムにやられました。