『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』(ケリー・マクゴニガル著/大和書房)vol.336
こんにちは、
本日の一冊は、
『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』(ケリー・マクゴニガル著/大和書房)です。
オキシトシン、です。
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします!
いろんな目標を立てて
新鮮な気持ちで2016年を
迎えている方も多いと思います。
ということで、
年始最初に選んだテーマはこれ。
ストレスを力に変える方法!
です。
よくご存知の、
ケリー・マクゴニガル氏による
著書ですね。
私はかねてから、
すごい経営者には大きな特徴があるな
と思っていました。
・考え方の違い
・とらえ方の違い
です。
それがどこからくるのか?
と思っていましたが、
それがわかる内容でした。
私は「ビジネスプロフィール添削講座」で、
http://www.shirayu.com/business-profile/lp2/
受講生の価値観を探る方法を編み出してきました。
まさにその価値観というものを、
ストレスを見直すエクササイズとして
キーワードが70個ほど紹介されています。
この一年を実りあるものにするために、
ぜひ目を通しておいてほしいな
と思った本でした。
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『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』(ケリー・マクゴニガル著/大和書房)<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479794964/withup-22/ref=nosimすなわち、「ストレスと意義とは密接な関係にある」ということです。
どうでもいいことに関しては、ストレスは感じませんし、有意義な
人生を送りたいと思ったら、ある程度のストレスは付きものです。マインドセットになるような思い込みは、学術的な事実は、知的な
意見を超越しています。あなたの人生観を反映した中心的な信念です。ある研究によって、金融業界に就職した人たちは、なんと全員が
10年以内に、不眠症やアルコール依存症やうつ病など、
燃え尽き症候群(バーンアウト)と関連のある症状を、最低ひとつは
発症していたことがわかりました。もっとも効果の高いマインドセット介入は、つぎの3段階の方法で行われます。
1.新しい考え方を学ぶ
2.新しい考え方を取り入れ、実践するためのエクササイズを行う
3.自分が学んで実践したことを、ほかの人たちと分かち合う機会を持つストレスについてのあなた自身の考え方を変えるには、まず、いま現在の
あなたのストレスについての考え方が、日常生活にどのようなかたちで
表れているかに気づくことです。「マインドセット・マインドフルネス」の練習をするのに必要なのは、
好奇心だけです。ストレス研究にはいまだにハンス・セリエの負の遺産が見られ、
ストレス研究のほとんどは、人間ではなく実験動物を対象に
行なわれています。ストレス反応が起こると、力が湧いてくるだけではありません。
ストレスを感じると、多くの場合、人とのつながりを求める
気持ちが強くなります。それはおもにオキシトシンという
ホルモンの働きによるものです。オキシトシンの働きは、社会的なつながりを強化するだけではありません。
オキシトシンは、勇気をもたらす脳内化学物質でもあるのです。(略)
このオキシトシンは、心拍数を上昇させるアドレナリンと同様に、
ストレス反応によって生じる物質のひとつです。さまざまな感情を味わえば、経験したことを記憶しやすくなります。
もしストレス反応が起こって、流されてしまいそうになっても、
「自分はどのように反応したいか」に意識を集中させると、
それにしたがって、あなたの体の状態も切り替わります。ストレスに強くなるというのは、ストレスを感じたときに、
「勇気」や「人とのつながり」や「成長」という人間ならではの底力を、
自分のなかに呼び覚ますことです。フェイスブックなどのソーシャルメディアに費やす時間が多くなると、
孤独感が強まり、生活に対する不満が大きくなることが、
研究によってわかっています。参照:
『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』(ケリー・マクゴニガル著/大和書房)
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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├○
├○ 人間ならではの力を信じよう。
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著者曰く、
「価値観というのは、
自分にとってしっくりくるものや、
自分が身につけたいと思うもの」
だそうです。
これがわかれば困難な状況にも
対処しやすくなるそうですよ。
価値観を言葉として自分の中に
落としておきたいところですね。