『「言葉にできる」は武器になる。』(梅田悟司著/日本経済新聞出版社)vol.376
こんにちは、
本日の一冊は、
『「言葉にできる」は武器になる。』(梅田悟司著/日本経済新聞出版社)です。
解像度、です。
いままで、
いろんなコピーライターが
書いた言葉の本に
目を通してきました。
時流に乗ったつくりで
たしかにうまいね、
でも永久保存本じゃないね、
というものが多かった。
今回はちょっと一線を画す
本に出会ったので、
うれしくなりました。
芝蘭が日頃考えていることと、
本当に同じ!
と思うことしばしば。
「話す言葉を聞いていたら、
相手の思考が透けて見える!」
というのが
芝蘭の持論ですが、
その本質をしっかりと
言い当ててくれている本でした。
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『「言葉にできる」は武器になる。』(梅田悟司著/日本経済新聞出版社)<Amazonで購入>
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532320755/withup-22/ref=nosim考えていないことは口にできないし、
不意を突かれて発言する時、
つい本音が出てしまう。
そのため、思考を磨かなければ
言葉の成長は難しいとも言える。つまり人間は、相手の言葉に宿る重さや軽さ、
深さや浅さを通じて、その人の人間性そのものを
無意識のうちに評価しているのである。スキルで言葉を磨くには、限界がある。
「考える=内なる言葉を発している」
を意識できるようになると、
外に向かう精度は飛躍的に向上する。物事を考えたり、感じたりする時に、
無意識のうちに頭の中で発している言葉。
それが内なる言葉である。外に向かう言葉とは、
一般的に言葉と呼ばれているものである。言葉にできないということは、
「言葉にできるほどには、考えられていない」
ということと同じである。人間の行動の裏には、
必ず何らかの動機がある。「内なる言葉」とは、
あなたの視点そのものである。つまり、思いが言葉の重みを生むのである。
そのためには「何をするか?」「なぜするのか?」
といった基本的な内容だけを伝えるだけではなく、
「なぜ本気でそう思うのか?」「その結果、どうしたいか?」
「なぜあなたを誘うのか?」といった、
より具体的な自分の価値観にまで
踏み込んでいく必要がある。全てを理解していなければ、言葉にできない。
広げることは、
物事を俯瞰して全体を見渡すことであり、
深めることは、物事の本質に迫るように
1つの事柄に集中することである。「時間があったらやる」ということは
「時間がなかったらやらない」と同意である。内なる言葉を強く意識し、
拡張することで解像度を上げる。
そして、言葉の型を知ることで、
自分の思いを外に向かう言葉へと変化させていく。参照:
『「言葉にできる」は武器になる。』(梅田悟司著/日本経済新聞出版社)
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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言葉の解像度を意識しよう。
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いいですね。
10万字以上もある本を、
ひとことで言うと?
という訓練は、
本当にこのメルマガで
鍛えられたと思います。
ということで、
本日の本の
重要キーワードは、
漢字三文字、
解像度!
です。