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BOOK REVIEW書評

『ムーンショット!』(ジョン・スカリー著、パブラボ)vol.346

こんにちは、

本日の一冊は、

『ムーンショット!』(ジョン・スカリー著、パブラボ)です。



『ムーンショット!』(ジョン・スカリー著、パブラボ)



10億ドル、です。





なんと!





先週の「シャークフィン」は、

なんといいますか、

芝蘭が鼻息荒くして紹介を

したからでしょうか。





通常の5.5倍の反応がありました!





びっくりしてしまいました。





「ドキドキしながら読んでいます!」

という感想ももらいました。





あなたも

ベルカーブ(釣鐘曲線)が

存在しないという

論点に驚いたのではと思います。





少なくとも芝蘭の中では、

上半期一番の本であろうと

推察しております。





前回、うっかり見逃した!

という方はこちらから読めます。





Vol.345破壊的な変化から生き延びる方法とは?

ビッグバン・イノベーション!

http://www.shirayu.com/letter/2016/000698.html





さて今日も、

イノベーションです。





10億ドル規模のビジネスを

立ち上げるのに最適な時代だ!





と著者は言います。





著者の名前は一度くらい

聞いたことがあるはず。





ジョン・スカリーです。





ペプシコーラのCEOを務め、

のちにスティーブ・ジョブズに口説かれて、

アップルに入るわけです。





ジョブズを追い出した人としても

有名だったりしますが、

このふたりを思うときによみがえるのが、

経営大学院で学んだときの一コマ。





「ジョブズがどんな言葉で

スカリーを口説いたか?」





という話。





リーダーシップの

クラスだったと思います。





はい、あなたも

ご存知のはず。





正解は、これ。





「このまま一生砂糖水を売り続けたいのか、

それとも私と一緒に世界を変えたいのか」





です。





少なくとも世界を変えてしまった

ジョブズが欲しがった男。





いまは起業家として、

そしてメンターとして活躍しているようです。





イノベーション系の本が多い!





と突っ込まれそうですが、

ここを理解できていないと、

これからの時代はきついですよ。





ということで、

今日は「ムーンショット」です。

 

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『ムーンショット!』(ジョン・スカリー著、パブラボ)

<Amazonで購入>

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434216171/withup-22/ref=nosim





ムーンショットとは、シリコンバレーの用語で、

「それに続くすべてをリセットしてしまう、ごく

少数の大きなイノベーション」のことをいう。



適応型イノベーターにとって重要なのは、

ビジネス・プランではなく、顧客プランだ。



たとえば、GEのジェットエンジンには500の

センサーが内蔵されている。飛行中はそれらの

センサーが働き、海上で収集したデータは、

航空会社、飛行先のメンテナンス会社、

GEに自動的に送られる。



新しいトレンドが生まれるときには、まず非線形

に屈折する瞬間があり、それがものすごい

スピードで動いていく。油断しているとあっという

間に見失ってしまう。



顧客の経験価値を実感している人が、もっとも

適応型イノベーターに近い位置にいる。



簡素化は究極の洗練であり、加えるよりも

引くことが重要。テクノロジーは美しくなければならない。

直接顧客に焦点を当てたチームをつくって、

プロジェクト単位で仕事をする機会も増えるはずだ。



「10億ドルビジネスのコンセプトとはどういうものか」

という問いに対する一番単純な答えは、

「10億ドル規模の問題を解決するもの」だ。



テクノロジーは流れを大きく変えるが、同時に、

これまでにはなかったようなスピードで

コモディティ化するものでもある。



顧客に抜きんでた経験を提供しようとする企業が、

業界を変える可能性を持っていることは間違いない。



強い好奇心があれば、自然と観察力、聞く力、

学ぶ力が身につく。好奇心の先にあるのは

たんなる楽しみではなく、戦略的な優位性だ。



10億ドル規模のビジネスをつくろうと

するときには、ステージごとに、どのような

人材を必要とするのかを意識したほうが良い。





参照:

『ムーンショット!』(ジョン・スカリー著、パブラボ)
<Amazonで購入>

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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!

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好奇心を味方につけて進もう。



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10億ドルのビジネスを立ち上げるためには、

もちろんビジネスコンセプトが必要です。





そして、

そのときに4つの分野に

精通している必要がある!





というのです。





その4つとは、



1.クラウド・コンピューティング

2.ワイヤレス・センサー

3.ビッグデータ

4.モバイル機器





です。





これを見ただけでも

これからの時代は

チームで動くことが必須になってくる!





ということがわかりますよね。





あなたは

よいチームに恵まれていますか?

 

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