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BOOK REVIEW書評

『どんな小さなものでもみつめていると宇宙につながっている』まどみちお著 vol.95

こんにちは、

本日の一冊は

『どんな小さなものでもみつめていると宇宙につながっている』

まどみちお著です。

 

『どんな小さなものでもみつめていると宇宙につながっている』まどみちお著 

 

 

やっと見つけました。

 

 

なかなか、今年一年を締めくくるにふさわしい
一冊を見つけられませんでした。

よくも悪くも情報に、文字におぼれている
私は心をきれいにデトックスしたかったようです。

で、ついに見つけました。

まど・みちお。

童謡「ぞうさん」、「一ねんせいに なったら」、
「ふしぎなポケット」、「やぎさん ゆうびん」など
だれもが口ずさみ耳にしたことがある歌の詩の数々。

100歳の詩人が繰り出すことばの果実に、
一年を振り返ってみてはいかがでしょうか。

 

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『どんな小さなものでもみつめていると宇宙につながっている』(まどみちお著/新潮社)

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いちばん記憶に残るのは匂いです。

生まれたところだけがふるさとではなく、
死んでいくところもふるさと。

ほかの人にとっての常識が、私にとっては、
はっとするような発見なのです。

小さければ小さいほど、それは大きなモノになる。

詩は、それが子ども向けであっても、子どもを意識して作ると
迎合してよい作品はできません。

人間はモノを一方的に作って、めちゃくちゃに使っている。
だからモノに対して私は負い目を感じ、
いくらでも詩が書けるんです。

言葉の響きを大切にしたい。

言葉は、意味だけでなく響きも人間の大きな財産なんです。

あきらめないことです。
あきらめたらおしまい。

小さいものほど大きな理由がある。

参照:
『どんな小さなものでもみつめていると宇宙につながっている』(まどみちお著/新潮社)
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というわけで、

 

●「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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それは借り物ではない、言葉か。

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なんだか、

「人間はモノを一方的に作って、めちゃくちゃに使っている。
だからモノに対して私は負い目を感じ、
いくらでも詩が書けるんです」

というフレーズに、やや胸が痛くなりました。

先日、ある人が、
「重たい本を入れすぎてカバンの紐が引きちぎれた!」
と言っていました。

でも、それを修理してまた使っているのを見て
なんだか胸が温かくなりました。

 

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