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BOOK REVIEW書評

『戦略インサイト――新しい市場を切り拓く最強のマーケティング』(桶谷 功著/ダイヤモンド社)vol.460

本日の一冊は、
『戦略インサイト――新しい市場を切り拓く最強のマーケティング』(桶谷 功著/ダイヤモンド社)です。

『戦略インサイト――新しい市場を切り拓く最強のマーケティング』(桶谷 功著/ダイヤモンド社)

ブランドフルーツ、です。

さっそくですが、

あなたは、
インサイトという言葉は
すでにご存知ですよね?

『インサイト』
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478502447/withup-22/ref=nosim
を読んだ方も多いと思います。

本日はそのインサイトを体系化した
第一人者の新刊です。

・キーインサイト
・プロポジション
・ヒューマンインサイト
・カテゴリーインサイト
・製品特徴
・ブランド資産

このあたりが、ごっちゃに
なっていませんか?

ぜひこの本で
頭を整理してみてくださいね。

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『戦略インサイト――新しい市場を切り拓く最強のマーケティング』(桶谷 功著/ダイヤモンド社)vol.460
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https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478068240/withup-22/ref=nosim
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競合が性能の良い製品をつくると
「負けてなるものか」とばかりに
開発競争をしてしまいます。
その結果、逆説的ですが、
「差別優位性」を競うほど
「同質化」していきます。

キーインサイトは、
「カテゴリー/ブランドインサイト」と
「ヒューマンインサイト」の
組み合わせで導き出します。

なぜ、その商品カテゴリーや
ブランドを使うのか、という
真の「モチベーション」は何か?

プロポジションとは、
企業やブランドから、
消費者への「提案」のことです。

消費者の潜在ニーズである
キーインサイトをとらえるため、
企業からどのような提案を行うか、
ということです。

プロポジションを具現化したものが
「製品」や「ブランド資産」です。

ミネラルウォーター市場は、
成長が頭打ちになったあと、
フレーバーウォーターによって、
市場を拡大しました。

メルセデスの愛用者のドアを
閉めたときの「ボウン」という重低音。

ユーザーは、このドアを閉めたときの音に、
メルセデスの品質の高さを感じています。
(略)メルセデスは、この「音」が品質を
感じさせる重要なポイントであることを
知っているため、ドアを閉めたときの
音域の研究を行って開発に活かしているのです。

心理特性を定義するのは、
インサイト&プロポジションを
開発してからです。

有効な「インサイト&プロポジション」
を選ぶ基準は、以下の4点です。

●ニーズ・感情は強いか?
●プロポジションは、今までにない、
独自性の高い提案になっているか?
●プロポジションは、
自社の技術や強みを活かせそうか?
●新製品開発を含むマーケティング
施策に落とし込めそうか?

インサイトがいくら強くても、
プロポジションがありきたりでは、
市場にインパクトを与えることが
できず成功しません。

インサイトは、消費者の
「生の声」をできるだけ使います。

プロポジションでは、ひとことで
提案を言い表せる「キーワード」を
つくる努力をします。

ブランドを再生するにあたって、
まず何をしなくてはならないでしょうか。
それは、ブランドの価値は
何かを見極めることです。

ブランドがとらえている消費者
ニーズ(ヒューマンインサイト)は、何か?
それは、明確で、かつ今も強いものか?

参照:
『戦略インサイト――新しい市場を切り拓く最強のマーケティング』(桶谷 功著/ダイヤモンド社)vol.460
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というわけで、

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
———————————–
それは本当に、
価値を感じてもらえるものか?
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この本を読んで思ったことは、
おお、これは芝蘭が日々
やっていることだ!

と思いました。

インサイト
プロポジションの選択

これを個人のレベルに
落とし込んで実施しているのが、
ビジネスプロフィール添削講座だな!

ということです。

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