『世界最高のリーダー育成機関で幹部候補だけに教えられているプレゼンの基本』(田口力著/KADOKAWA)vol.415
こんにちは、
本日の一冊は、
『世界最高のリーダー育成機関で幹部候補だけに教えられているプレゼンの基本』(田口力著/KADOKAWA)です。
黄金の1分間、です。
プレゼンでキャリアが決まる。
GE(ゼネラル・エレクトリック)では、
そのようなことがあるそうです。
プレゼンというほど
大げさなことでなくても、
人前で話をする人たちは
つねに毎日がプレゼン!
と言ってもいいのでは
ないでしょうか。
世界最高の「クロトンビル」で、
日本人として唯一リーダーシップ研修を
任されたのが本日の著者です。
改めてプレゼンのイロハを
見直したい人にはいいかもしれません。
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一般にプレゼンは、次のような時系列のプロセスを経なければなりません。
1.聞き手の分析(A-Analyze Audience)
2.メッセージ構築(B-Build Message)
3.スライド構成(C-Construct Slide)
4.伝え方の工夫(D-Deliver Presentation)「聞き手にとって、どういう意味があるのか」
「聞き手はなぜ、自分の話を
聞き続けなくてはならないのか」コア・メッセージを考えるときの
コツがあります。それは、
英語で表現する場合は、「How Can We」
で始めるというものです。そうすると、
メッセージがまとめやすくなります。
日本語の場合は、「どうすれば……」
という言葉でメッセージをかきはじめます。優れた意思決定者であるリーダーたちは、
あるアイデアについて提案している
人の話を聞くとき、あるいはプレゼンを
受けているときに、提案者の「目」を見ています。「聞き手」を分析する際の第1ステップは、
「意思決定者」(プライマリー・オーディエンス)と
「その人に準ずる意思決定者」
(セカンダリー・オーディエンス)を
特定せよということです。プレゼンには、
一般的に次のような「目的」があります。・「意思決定」をしてほしい
・何かの「行動」を取ってほしい
・自分の提案を「受け入れて」ほしい
・情報の「共有」をしたいつまり、「聞き手の中には、自分の提案に
対して反対の立場を取る人がいる」
ということを前提にしなくては
ならないということです。プレゼンやスピーチの冒頭の1分間を
「黄金の1分間」と言います。
この1分間の中に、プレゼンの
コア・メッセージと聞き手を結び付ける
「フック(釣り針)」を用意しておくのです。「なぜ煩雑なスライドになってしまうのか」(略)
1.伝えたいメッセージが簡潔にまとまっていない
2.聞き手の立場に立ったスライドづくりができていない
3.実演に対して自信がもてないどのようにすればプレゼンで
「よいストーリー」を語れるでしょうか。
すばらしいストーリーは、次に挙げる
3つの「P」で始まる要素で構成されています。1.前提(Premise)
2.話の筋(Plot)
3.登場人物(People)「マインド・ワンダリング」(心の徘徊)
といって、人間の脳は、いろいろなことを
考えてしまうことがデフォルトの状態なのです。脳は正確さよりも、「確信」を好む傾向
にありますので、あなたの立ち姿が
確信に満ちているように聞き手に
見せることが大切です。クリッカーは自分の利き手で
持ってはいけません。
指を使ったボディー・ランゲージを
封じ込めてしまうことになるからです。参照:
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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余計なことばかりしゃべっていないか?
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いつも思うのですが、
できる人は本当に
言葉がシンプルですよね!
思考が整理されているのか、
言葉が研ぎ澄まされているのか、
気持ちがいいですね。
言葉を磨くということに、
旅の終わりは無いようです。