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BOOK REVIEW書評

『超クリエイティブ 「発想」×「実装」で現実を動かす』(三浦 崇宏 (著)/ 文藝春秋)vol.574

トリプルA、です。

クリエイティブって、
やはり惹かれる言葉ですね。

著者曰く、
資源・組織力・技術力いずれの
分野でも弱くなってしまった日本が、

今後どういう戦い方が
できるのか?

ということを提言しています。

そして重要なコアアイデアを
生み出すための思考の型を
インストールできるように!

とのこと。

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『超クリエイティブ 
「発想」×「実装」で現実を動かす』
(三浦 崇宏 (著)/ 文藝春秋)vol.574
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コアアイデアとは、企業やブランドが、
「変化あるいは非連続な成長を
生む際に、中心となる考え方」のことです。

ものごとの本質を見抜いたうえで、
<状況を一変させる考え方>
となるのがコアアイデアです。

トヨタは自動車メーカーから
都市と移動のプラットフォーマー
になろうとしている。

オーバースペックなものほど
熱烈に受け入れられやすい
土壌ができています。
そんな令和の時代は、
「個人」と「思想」が優位に
立つ時代になるでしょう。

「機能」で差がつかない時代は、
「思想」で差がつく。
その思想を体現するために必要なものが、
クリエイティブに他なりません。

僕の考えるクリエイティブの
定義はこうです。
クリエイティブ=非連続な成長を促し、
新たな価値を生み出す多面的な思考法

クリエイティブは
2つのレイヤーからなります。
価値の「生産」と、価値の「発見」です。

一方、価値の「発見」とは、
既存の文脈にとらわれず、
別の視点から新たな価値づけ、
コンセプトを生むことです。

まだ人が気づいていない価値を
見出して意味づけることが、
価値の「発見」です。

広告代理店の仕事の大部分は、
言うなれば、価値の「証明」でした。

つまり、企画を考えるときに
企画から考えてはいけない。
必ずコアアイデアから考えます。
そのブランドの、その企業の、
そのカテゴリーのあるべき本質的な姿、
理想のあり方を考えて言語化する。
本質から生まれたコアアイデアの
ある企画が人の心を動かし、社会に届くのです。

僕はクリエイティブに必要な要素を
次のように分析しています。
まず「モラル」と「教養」という
ベースメントがあり、
「戦略」「表現/アクション」「人間力」
の3要素と、それぞれに紐づく
具体的な力を兼ね備えていること。

速度より角度、
パワーよりタイミングが肝心です。
ビジネスにおける勝負は
規模やスピードだけで
決まるわけではありません。

これから必要になるのは、
自らが変化の主体になるという意思です。
「社会が変わるから自分も変わる」
のではなく、「自ら変化を起こし、
それによって社会が変わっていく」。
そうでなければ生き残っていけない、
と僕は考えています。

自ら変化を起こすための
クリエイティブな思考法が
“トリプルA”なのです。
アンガー、アライアンス、アクシデント。

まず、クリエイティビティの高い、
よいチーム、よい組織とは何か。
「アウトプットが個の能力の総和ではなく、
積になるチーム」というのが
よいチームの定義です。

メンバーの能力が足し算になるのが
普通のチーム、互いに化学反応を起こして
能力が掛け算になるのがいいチームです。

「健やかな国」の時代は量的成長ではなく、
質的成長へとシフトします。
どんな働き方をするか、
社会で何がしたいのか、
生活で一番大切にするものは何か、
自分自身でデザインする必要があります。

参照:
『超クリエイティブ 
「発想」×「実装」で現実を動かす』
(三浦 崇宏 (著)/ 文藝春秋)vol.574
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というわけで、

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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価値の発見、本当にできていますか?
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ポストコロナ時代の
10の変化が掲載されていました。

消費意識は、
エッセンシャル消費へ。

イベントは、
空間の共有から時間の共有へ。

売り場は、
ショップからスタジオへ。

等々、
いろいろと勉強になりました。

ぜひチェックしてみてくださいね。

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