『生きている会社、死んでいる会社ー「創造的新陳代謝」を生み出す10の基本原則』(遠藤功著/東洋経済新報社)vol.447
本日の一冊は、
『生きている会社、死んでいる会
です。
デーワン、です。
少々分厚い本なので、
どうしようかと思っていましたが
さっと読めましたね。
なんというか、
読みやすい。頭に入ってくる。
なんだかこういう本は、
久しぶりの感覚。
昨今は読みやすく
工夫しているのだろうけれど、
勝手に線やマーカーが
ひいてあるレイアウトとか、
読みにくい本が多いのです。
正統派!
の本でした。
いつまでも
デーワン(1日目)の気持ちを
保って仕事をするのって、
本当に難しいですよね。
本書は、創造の前に、
新陳代謝しないとだめでしょ!
という内容。
企業が代謝すべきものは、
4つです。
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『生きている会社、死んでいる会社ー「創造的新陳代謝」を生み出す10の基本原則』(遠藤功著/東洋経済新報社) vol.447
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<kindle版で購入>
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B079M38WSS/withup- 22/ref=nosim 新たなものを創造しようと思えば、
「捨てる」「やめる」「入れ替える」
をタイムリーかつ大胆に行なわなければならない。しかし、じつは本当に大事なのは、
創造ではなく代謝なのだ。「平成28年経済センサス」によれば、
日本には約163万もの会社が存在する。社会や顧客の役に立つ価値を創造する
ーそれこそが「会社の目的」なのである。何のために稼ぐのか。
それは挑戦するためである。「挑戦―実践―創造」。
会社が為すべきことは、
この3つの言葉に集約される。アマゾンのベゾスCEOは、
株主に宛てた手紙でこう綴った。
-大組織の内部に、どう
デーワン(1日目)の活力を保つか。では、「生きている会社」で
ありつづけるためには、
何を新陳代謝すればいいのか。
その対象となるのは「事業」「業務」
「組織」「人」の4つである。社員一人ひとりが改善マインドをもち、
問題を発見し、問題解決に日常的に
取り組む。こうした「現場力」こそが、
業務の継続的新陳代謝には不可欠である。会社の老化を防ぐうえで、
最も重要でありながら
最も難しいのは、人の新陳代謝である。非凡でなければならないのは
「エネルギーの大きさ」と
「心の柔軟性」である。絶え間なき創造という目的のために
「共同体」は存在しなければならない。
問われているのは、「共同体の質」なのである。人が行動を変えるには、
「共感」が必要である。戦略を一言で表現するならば
「差別化のシナリオ」である。真の差別化とは、
模倣困難性を確立することである。人の成長なくして、組織の成長はない。
「煉瓦を積む」だけでは、
たんなる「タスク」(作業)である。
しかし、「教会を建てる」という目的を
意識すれば、それは「ミッション」(使命)
へと変わる。やめる、捨てる、削る、入れ替えるは
日常の中で意識的に行うべきものである。
代謝こそ創造の母なのである。参照:
『生きている会社、死んでいる会社ー「創造的新陳代謝」を生み出す10の基本原則』(遠藤功著/東洋経済新報社) vol.447
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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最近、なにをやめたか?捨てたか?
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本書のなかにこう書いてありました。
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挑戦とは
「リスクテーク」である。
経営者は「やらないリスク」
よりも「やるリスク」を
とらなければならない。
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いいですね!
しびれますね。
日本企業への応援歌のように
思えた本書のメッセージ。
多くの経営者に読んでもらいたいです。