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BOOK REVIEW書評

『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』(赤羽雄二著/ダイヤモンド社)vol.242

こんにちは、

本日の一冊は

『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』(赤羽雄二著/ダイヤモンド社)です。

 

『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』(赤羽雄二著/ダイヤモンド社)

 

ゼロ、です。

 

ビジネス書を読んで、
私が笑う時が2パターンあります。

ひとつは、
著者の言葉が尖っていて鋭いとき。

もうひとつは、
著者が怒っているのがわかるとき。

私にとってこの2つの条件を満たすのは、
刺激を与えてくれる先生のようなもの!

自分の頭で自分のことを、
今後のことをしっかり考える時間って
確保できていますか?

情報の海におぼれているだけでは、
何も結果がでません。

自分の頭で考えないことには!!

今日の本には、
すぐ実行できるように、
頭をよくするための質問が用意されています。

その数なんと、400個!

本当はこれも自分で考えろ!

という話なのですが、
先に用意しているからすぐ始めなさい、
と。

なんと親切!

ちなみに私はいままでの人生で、
「この人はすごい質問で切り込んでくるな~」
と思った人は数人しかいません。

実は、この著者とは一度面識があります。

経営大学院に在籍しているとき、
とあるビジネスプレゼンの場で出会ったのです。

我々のビジネスプランに対する切りこみ、
半端じゃなかったですね~

恐れおののきました。

頭がモヤモヤしている、
感情がモヤモヤしている、

という人は、ぜひここで
このメソッドに触れて突き抜けてください!

 

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『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』(赤羽雄二著/ダイヤモンド社)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447802099X/withup-22/ref=nosim

 

心の整理をし、考えをまとめ、深める方法があったら、
誰でも別人のように成長できる。仕事ができるようになる。

「思考は言葉によってなされる」ということ、
そして「感情も言葉にできる」ということだ。

頭を使わない状況で成長することはない。

身の回りでわかりやすい話をする人がいたら、ぜひ彼らの
言葉への感覚、言葉使い等に注目してもらいたい。(略)
無造作に話しているようでいて言葉選びが的確で、
ぶれがないことに気づくだろう。

頭がいい、仕事ができるという時、実は言葉への感覚が鋭く、
そのためにコミュニケーション能力の高さが光って見えることが多いのだ。

そうした思考の「質」と「スピード」、双方の到達点が「ゼロ秒思考」だ。

人間の頭は心と切り離せないため、心が乱れると頭がうまく動かないのだ。

頭の整理ができるというのは、今何が大切か、大切でないか、
今何をすべきか、しなくてもよいのか、常に明確にわかっているということだ。

結果として、パソコンの場合は文字で書けることしか
考えなくなる点も問題だ。

図を描くほうがはるかにてっとり早いことも、
すべて文字表現だけで済まそうとすることになる。
文字で表現しづらいことは自然に端折ってしまう。

言葉の関連をツリー上に整理したものを「ロジックツリー」と呼ぶ。
それと深堀りをしたメモは実は同じものだ。

人は考えよう、考えようとするあまりに、素早く、深く考えることが
できにくくなっている。

 

参照:
『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』(赤羽雄二著/ダイヤモンド社)
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447802099X/withup-22/ref=nosim
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○   言葉が「思考」を映し出す。
├○
└───────────────────────────────────┘

いいものは何でも取り入れていこう、
とする柔軟さって大事です。

私は好奇心旺盛なので、
食わず嫌いをしない方です。

良いと思うものは取り入れていきます。

ですが、気がついたら必ず
自分なりのスタイルに変化しています。

「~しなければならない」

という呪縛から解放されたら、
思考の質もスピードも変わりますね。

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