『ジョン・P・コッタ― 実行する組織』(ジョン・P・コッタ―著/ダイヤモンド社)vol.315
こんにちは、
本日の一冊は
『ジョン・P・コッタ― 実行する組織』
(ジョン・P・コッタ―著/ダイヤモンド社)です。
アクセラレータ、です。
関東地方も梅雨があけたら
この暑さですか!
とびっくりです。
さて気を取り直して、この人の話です。
ジョン・P・コッター!!
MBAホルダーでこの名前を
知らない人はいないでしょう。
変革を成功に導く
8つのステップを記したことで
あまりにも有名です。
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今回はこのジョン・P・コッターによる
待望の新刊ということで
ワクワクして読みました。
平穏無事ではない事業環境のなか、
これからの時代の理想形だと思われる
組織のフォーメーション
について書いてありました。
キーワードは、
「アクセラレータ」
「デュアル・システム」
「機会」
です。
ビジョンや戦略目標のデメリットが
書かれてあって、
私はある意味目が覚めました!
なぜビジョンではなく、
「大きな機会」が大事なのか?
昨今、私がいろんな事業プランを考えながら
どうにも腹落ちしなかったことが
この本でついに落ちたのです!
従来のタスクフォースとは何が違うのか?
ベストプラクティスと何が違うのか?
ぜひご自身の目で読んで確かめてください。
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『ジョン・P・コッタ― 実行する組織』(ジョン・P・コッタ―著/ダイヤモンド社)<アマゾンで購入>
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0113I0NBI/withup-22/ref=nosim古いやり方で新しい戦略を実行しようとしても、まずうまくいかない。
ほとんどのスタートアップは、ネットワーク構造である。チャンスを
逃さずつかむには、機動的かつ創造的でなければならないからだ。「デュアル」という名のとおり、このシステムは階層組織と
ネットワーク組織の二重構造になっている。デュアル・システムの階層部分は、ある重要な一点で今日の
階層組織とは異なっている。それは、イノベーションや
困難な改革や大規模な戦略イニシアチブの迅速な実行など、
従来はタスクフォースや戦略部門でしのいできた仕事の大半を、
ネットワーク組織に移管することだ。デュアル・システムに求められるのは、何よりもまず先見性、
即応性、俊敏性、行動力、情熱、革新力、高揚感である。八つのアクセラレータ
1.危機感を高める
2.コア・グループを作る
3.ビジョンを掲げ、イニシアチブを決める
4.志願者を増やす
5.障害物を取り除く
6.早めに成果を上げて祝う
7.加速を維持する
8.変革を体質化する二〇〇年以上の歴史を誇るデュポンにしても、かつては
一つの製品のライフサイクルが二〇年だったのに対し、
いまや一部の製品は二年かそこらになっている。リーダーシップとは、大きな方向性を定めることだ。
マネジメントは安定性と効率を維持・向上させ、企業の信頼性を
確立する役割を果たす。戻るべきは、成功した企業が必ず通り抜けたはずの
デュアル・システムの時期である。このときには、俊敏性と
信頼性、スピードと効率が共存していた。
めまぐるしく変化する事業環境では、これこそが理想である。建築物になぞられるなら、原則は基礎、アクセラレータは鉄筋に相当する。
危機感と正反対の感情に、自己満足がある。
多くの場合、私が「大きな機会」と呼ぶものは、事業環境の変化
によってもたらされる。とくに注目してほしいのは、
「何を・なぜいま・なぜわれわれが」という問いに答えることだ。参照:
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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├○
├○ 「機会」をとらえて動く、絶妙なバランスを崩すな。
├○
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週末からいろいろと本を読んでいて、
ひとつのキーワードにたどりつきました。
これからの時代の
キーワードはやはりこれだ!
と。
二文字で言えます。
「機会」です。
当たり前すぎて
拍子抜けでしょうか?
これをステートメントとして
語れるようになれば、
動き出すのでしょうね。
ちゃんと語れていますか?